NH203 ANA 羽田発 フランクフルト行き

今回行きの便に選んだのは羽田発の深夜便。日本初欧州行きって日本を午前に出て欧州に夕方に着くのが基本で、もともと深夜便って成田発のエールフランス、1便しかなかったんだけど、羽田国際化でANAにも誕生したんだよね。深夜便だと一日仕事して、寝る時刻に飛行機乗り込んで、目が覚めたら欧州の朝なので、時間の効率がすごく良いし、羽田発だから空港のアクセスも良いし、結構気に入っています。前回真冬のスイス出張時もこの便使いました。でもこの便あんまり人気ないんですよね。前回も今回も結構空席目立つし。深夜発だと老人や子供がいる場合にはちょっと難しいとか、パックツアーとして使いにくいとかあるんですかね。機体も最新鋭の787だというのに。

深夜便の欠点は、搭乗後の機内食がないこと。飲み物とおつまみしか出ないんですよね。まあ、乗ってる方も真夜中にヘヴィーなもの食べたくないからそれで良いんですけど、飛行機の楽しみ半減ですよね。というわけで、頼んだのはこちら。

グラスシャンパンと

ガスパチョを中心としたおつまみ

あと、チーズプレート。このチーズがなかなかヘヴィーで、ロックフォールとか強すぎてシャンパンには合わない(笑

赤ワイン

787の大きな特徴は電子式のブラインドが付いた大きな窓。ビジネスだと個人モニターも結構大きくて良いですね。

モニターの下には電源、iPodとUSBの接続ポートがある。

電源は奥までしっかり刺さらないと通電しないタイプで、この状態だと使えないし、VAIOとかのコンセントの根元にトラッキング防止のプラスチックが巻いてあるやつもたぶんダメ。なので、そう言うときは延長コードを借りましょう。

というわけでテーブルの上はスパゲッティー。

iPod接続端子はiPadには対応していないけど、機内モードにしたiPhoneはOK。

画像は粗いけど、大画面にでムービーを楽しめます。

写真だって表示できるから、ひとり旅だって寂しくないもん!

ビジネスクラスの座席は囲われているので、他の乗客の存在をあまり感じなくてなかなかいい。モデルチェンジするたびにどんどん良くなるなあ。シートだって当然の完全フルフラットだし、ビジネスでここまで良かったらファーストクラスとかいらないよね。

ちなみに、機内エンターテインメントの8月の一押しはこれらしい。ツマは昨日の電話で面白かったといっていたけど、すいません、見ませんでした。帰りに見るか…

北極圏を飛んでるとき、一瞬明るくなったけど、

あとはだいたい真っ暗でした。深夜便は窓側とっても意味ないね…

で、到着の2時間前には朝食。目的地はまだ午前3時なので、朝食と言っていいのかわからないけど…

和定食にしてみた。(だいたい、いつもそう)

金時草のおひたしと

メインは鯖の梅煮。夏向きでさっぱりして良いですね。

デザートは果物。悪くないけど、機内での食事がこれだけというのはやっぱり寂しいなあ。やっぱり昼間の便の方が良いかなあ

で、無事到着。お疲れ様でした。
上陸したら入国審査。ここではあまり待つ印象がなかったし、早朝だからすぐ入国できるかと思ったら、アラブと中国の団体さんが先に並んでおり、絶望的。ひとりに10分はかかってる感じ。このまま行くと一時間以上かかるぞ・・・ということで絶望的な行列に並びながら、行列の全くできていない隣のブースのEUパスポート専用ゲートの係員のおじさんに日本のパスポート見せながらほほえむと、こっちに来いといってくれたので、ラッキー。そのままハンコ押してもらって入国しました。

入国後はいつものトンネルを通って別ターミナルへ。さて、乗り継ぎ便だ。