初夏の京都旅行-4 2日目の夜

この日の夕食はフレンチ、La table au japon。四条河原町の藤井大丸から五条方面へと下り、高辻通りを西へ進むとすぐ。


オシャレ風に見えますが、ぼろ屋の2階というか屋根裏という恐ろしい店です。気をつけないと梁に頭をぶつける感じの店です。ですが、超オススメのレストランです。


こぢんまりしたお店ですが、ビストロ的ではない真っ当なフランス料理がグランメゾンの半額で頂けます。前菜からデザートまで、奇をてらうわけではなく、それでいてしっかり味付けに工夫がある手の込んだ美味しいお料理ばかり。京都に行ったら外せないお店のひとつ、というか、個人的にはこの店に行くためだけに京都に行ってもいいという感じのお店です。

初夏の京都旅行-3 2日目の午後

お昼を食べ過ぎたので、夕食に備えてカロリーを消費しないといけません。というわけで日が暮れるまで散歩。


祇園からとりあえず八坂神社へ。


円山公園。若い人には変わった格好をしてる人も結構いるけど、レンタルの和装でまわるのもきっと楽しいんだろうなあ。


ここも老舗の有名店だけど、現代人の口には合わないと思うんですよね。

近くのお寺ということで、知恩院へ行ってみました。15年ぶりくらいかなあ。


なにこれ?ソテツの幹からシダが生えてるの??

その後、四条通に戻り、鍵善良房。

夏の京都に鍵善のくずきりは欠かせませんよね。


この日も鴨川は人がいっぱいでした。気持ちいいんだろうなあ。


昔からとても気になっているビル。中に入ったことはないんですよね。


そんなこんなで日が暮れて、夕食の時間ですよ。

初夏の京都旅行-2 2日目の昼

午前中はホテルでデスクワークをして、お昼は吉兆へ。もちろん本店とか敷居が高すぎるので無理。いつもは京都駅ビルのグランビアホテル内の支店に行っていたのですが、今回は宿泊地が四条だったので、四条南座近くのHANA吉兆へ。


ここは比較的小さなビルになっていて、全室個室なんですね。


昼ビールって幸せですよね。


とは言いつつ、まずは乾杯の杯。


初夏らしい彩り。


鰹だしが強めのお椀。この味が好きで吉兆に行くんですよね。初夏ならではのジュンサイがいいですね。


お刺身には冷酒ですよね。


締めは鯛茶漬け。美味しいです……


そんなこんなで昼から食べ過ぎ&飲み過ぎました。

吉兆は東京にも系列店があるし、有名すぎるお店ですが、いつでも安定して私の想像している京料理が味わえるお店かなと思っています。京都に来たなあっていう気がするので、滞在中一度は行きたいお店です。


初夏の京都旅行-1 1日目の夜

金曜日の夕方、早めに仕事を切り上げて週末2泊3日の京都旅行に。別に観光がしたいわけではなく、食事をしに行くだけの旅。交通費と宿泊代を考えれば東京で食事した方が安上がりだろ?といわれれば、まあそうなんですが、たまには旅に出たいじゃないですか。


夕方5時半の新幹線に乗れば8時には京都に。

地下鉄に乗り換えて烏丸御池駅から三条通を西へ入り、細い路地へ下ったところにあるのが御食事処乃福松。京町家のカウンター割烹。席数が少ないので、予約は必須でしょう。

席について飲み物を頼むと、何も言わなくても自動的に一汁三菜が出てきます。


で、あとは気になるものをメニューから頼むわけですが、内容のわりにお値段は若干控えめで、気軽に頼めます。

満腹で締めの炭水化物までたどり着けませんでしたが、デザートのアイスは堪能しました。

いわゆる高級店ではないですし、ビックリするようなものが出てくるわけでもありませんが、真っ当に美味しく、そして値段がリーズナブルで、京都の夜には欠かせないお店だと思います。テーブル席は無くて、横一列に並ぶかたちなので、大人数の飲み会よりは少人数で行く方がよいでありましょう。


松本観光

安曇野と聞いてVaioしか連想しない人もいそうですが、ここは名水の里なんだそうで、水くみの人がひっきりなしに来ていました。


でも、塩素消毒してるんですね。今どきはそういうものなのでしょうか……

で、松本市内へ移動して、

十数年ぶり二回目の国宝松本城。


かっこいいよねえ。一部工事してましたが、見学にはほとんど影響ありませんでした。古いお城って階段が狭くて急だから上り下りが結構大変なんですよね。靴下だと滑るし。


火縄銃とか撃つのに使っていたらしい武者窓。お城から見下ろすのって気分いいよね。

最上階の窓。金網が張ってあるのがこじ開けられている。写真好きな人ってこれだから…(ぉ


城を出て街中を散歩していたら、空が広いせいか、なんか妙にアンテナが気になりまして。


そんな感じでふらふら歩いて、市内で一番有名な蕎麦屋さんでお昼。


凜とした、なかなかいいお蕎麦でした。が、ここの店主がなかなかうるさい感じの方で(笑

薬味の大根おろしは普通の辛み大根とは全然違う、特別な大根だからよく味わえとか、わざわざ客席まで出てきて大きな声で力説するし、十数名の予約の電話がかかってきたら「団体さんにはね、必ず蕎麦が好きじゃない人がいるんだ。好きじゃない人は蕎麦なんか食べたくないだろうし、こっちだってそういう人に蕎麦は出したくない。お互い不幸だからよした方がいい。」って断ってた。スゴイ店だ(笑

長野の温泉に行ってきました

長野市の少し南にある温泉に行ってきました。東日本の人ならば名前くらいは聞いたことがあるであろう温泉地。山と川に挟まれてはいるものの、特に風光明媚というわけでもなく、温泉街に風情があるわけでもなく、名物料理があるわけでもない、至って普通の田舎町にある温泉。高度成長期に会社の慰安旅行などの団体旅行で栄えたのが、時代の流れとともに衰退した感じが否めない。温泉自体は湯量も豊富で、硫黄の香りもする美人の湯らしいけど、その活かし方がないようだ。寂れた町並み、廃業し廃墟となったホテル、歓楽街も店の数は多そうだけど、どれだけ営業しているのか、どれだけお客が来るのかよくわからない。



泊まったホテルもレトロ風なのを売りにしようとしているけど、どうなんでしょうか……


カラオケボックスもあったけど、いやあ、すごいですな……

カメラの話

昨晩、FBに流れてきたダンボ氏の書き込み。

ネット上の私の近傍とは大いに乖離していますが、世間ではデジカメを買う習慣はなくなりつつあるようですね。実世界での私の周りの若い人でカメラ持ってるのは1割以下かなあ。


買う人だけじゃなくて、使う人も減っていて、観光地で撮影している人の9割以上がスマホなんてことも。春にシンガポール行ったときに見た感じだと、まずメインカメラで風景とか撮って、そのあとインカメに替えて自撮りが定番ですね。後ろに風景入れながらしゃべりながら自撮りでずっと動画を撮ってる人も。一人で旅番組作ってる感じ。YouTubeとかFbにあげるんですかねえ。

数少ないカメラ組の中で一番多かったのが意外にもミラーレス、次が一眼レフ。去年くらいまではニコンとかキャノンの大きな一眼レフを首から提げた中国人のおっさんとかいっぱいいたんだけどなあ。ブーム去ったか?(笑。で、コンデジはほとんど見かけなかった。減ってるのは知っていたけど、ここまで急激に絶滅に向かってるとは思わなかった。

若い人だけじゃなくて年配の人もみんなスマホなんですよね。


スマホが防水機種であることを祈るばかり(笑


スマホならうさ耳も付けられてかわいいよね〜


しかし、せっかくの海外旅行なんだから、こういうときくらいいいカメラ持ってくればいいのにと思うんだけど、旅の記念写真に必要なのは画質とかではないのですね。荷物は少ない方がいいし、画質は今どきのスマホで充分。ネットとのつながりの簡単さが大事なのでしょうね。カメラは写真が趣味というマニア向けの商品になっていくといわれはじめて数年経ちましたが、本当にそうなってきたんですね……

東京カメラ部2015写真展

東京カメラ部2015写真展[0.0045%の奇跡] を見に行ってきました。去年に引き続き、渋谷ヒカリエでの開催。とは言っても前年に比べて規模は大幅に拡大しており、東京カメラ部の絶好調ぶりがうかがえますね。

今年はいつもの10選だけでなく、日本の47枚という企画行われてまして、こちらもなかなか個性豊かで楽しかったです。


白い手袋が用意されていて、自分の作品は素手で触るなという気合いの入った写真家さんもいらっしゃるようで…(ぉ


去年一昨年も書きましたが、やっぱり写真展はカップルで見に行くのが正解ですよね!

以前から感じていることですが、とにかく明るくて彩度が高い作品が多く、華やかというか、これだけずらっと並ぶとむしろ眼がチカチカするほどです。私は個人的には彩度とコントラストが高い写真が好きな方なのですが、そんな私から見てもやり過ぎ感が感じられる物も少なくなかったです。ほんの一瞬で消費されるSNS時代にふさわしい写真というか、webベースで集められた写真をプリントアウトすることの難しさというか。彩度を落として落ちついた色合いにするだけで魅力が半減してしまいそうな写真も少なくなかった気がします。


さて、写真展では去年同様カメラメーカー主催のトークイベントもありまして、

司会は去年に引き続き、紗々さん。紗々さん抜きのカメラ部写真展は考えられないですね。相変わらず素晴らしい司会ぶりでしたが、来年はぜひ写真家紗々さんのトークが聞いてみたいなあ。聞いてみたいなあ。(大事なことなので二回言いm (ry


私が訪れたときは、コムロミホ氏と片岡三果氏の二人のカメラ女子のトークイベントをやっていたいました。

コムロミホ氏は写真もかっこいい感じだし、しゃべり慣れた感じがあったのですが、


この日は片岡三果氏のトークショーデビューだったらしく、どちらかというと彼女がメインでコムロミホ氏がサポートにまわる感じでした。それだけに、通常の有名写真家のトークショーとはずいぶん雰囲気が違って、良い写真とはみたいな難しい話は一切なく、ステージ上での自撮りの実演など、カメラ女子ならではの客を飽きさせない工夫が見られました。が、実際のところ客席はほぼ全員、自撮りなんかしないだろいう感じのおっさんで、意味あったのかなあと思わなくもないというかなんというか(以下略


まあ、おっさんは女の子がステージに上がってれば、それだけでうれしいのかもしれませんね(苦笑


その後は塙真一氏のステージだったのですが、人気がありすぎて見られませんでした。来年からはもっと広い会場を是非とも準備していただきたいものです(涙

というわけで、大盛況だった写真展、来年はさらにパワーアップして開催されることは間違いないでしょう。どんな風に生まれ変わるのか、今から楽しみです!(って、まだあと2週間近く開催中です!


帰途フライトキャンセル

帰国日、空港について普通にチェックイン。シカゴからのANA便はビジネスアップグレード取れた〜と思いながら、ラウンジでビールを飲んでいたわけですよ、朝から。そしたらですね、

乗る予定のシカゴ行きが1時間以上遅れるとかいうじゃないですか。まあ、乗り継ぎ時間2時間以上あるから、ギリギリ乗れるかなと思いながら、パソコン仕事してると…

ああ、なんとキャンセルされてしまった orz というわけで、ラウンジ受付の人と交渉。今日中に帰れるルートはサンフランシスコ経由のユナイテッドのエコノミーしか空きがないという…というわけで仕方なく写真の一番下のサンフランシスコ行きに乗ることに。

飛行機はテキサスを飛び立って

グランドキャニオン周辺を通り、

雲を抜けたら、

そこはもうサンフランシスコ。


羽田行きに乗り換えて、


窮屈な席で簡素な食事を食べて無事帰ってきました。


今回はチェックインして荷物を預けたあとにルートの変更があったのですが、荷物のタグは手書きで便の変更が記載されていて、問題なく出てきました。人生5度目のロストバゲージの予感がしていただけにちょっと感動しました。

サンアントニオ

テキサス州のサンアントニオというのは米国人にとっては観光都市らしいんですが、日本人にはなじみがないですよね。先日、テレビの某旅行番組でも取り上げられていたのを偶然見たんだけど結構珍しいと思います。普通、ガイドブック見ても2-3ページ取り上げられるかどうかなので。

サンアントニオにはリバー・ウォークという運河があって、その周りが観光地化されていて、「アメリカのヴェニス」と呼ばれることがあるんだそうで。ヴェニスを名乗る街って世界中に結構たくさんあるよねw

遊覧ボートが頻繁に行き交って、楽しく散策できました。リバー・ウォーク沿いはメキシコ料理屋を中心としたレストラン街になっていて、観光客向けの料理が楽しめます。観光客向けなので長期滞在すると飽きます(笑


川沿い以外もいかにもアメリカの町っぽい風景が広がっていて、なかなか楽しめました。もう、一生行かないと思うけど、なかなかいいところでした。