NEX-6ユーザーから見たα6000

ソニーのミラーレス一眼カメラα6000を使い始めて3ヵ月経ちました。今さらレビューというタイミングでもないですが、せっかく気に入って使っているので、なに書かないともったいないかなと。ハードウェアに関してはすでに各所にレビューがあがっているので、細かいスペックの話はしません。NEX-6ユーザーから見た感想を軽く書きたいと思います。

デザインですが、大きさとしてほぼ同じではありますが、上面の部分のデザインが変わった関係で若干大きくなりました。上面をたいらにしてエッジが立つデザインにしたかったんだと思いますが、大きく見えるデザインへの変更というのはどうなんでしょうか…

さらに上面をたいらにしたのなら、アクセサリーシューカバーを標準添付しないというのはどういうことでしょう。ものすごく気持ち悪い。見た目だけじゃなく、実際何かが引っかかりそうだし。シューキャップ別売り900円てどういうことですか。こんなもの原価超安いじゃないですか。普通に付けて下さいよ…(それくらい買えるだろ、せこいこと言うなって?)

2段ダイヤルだったのを2つに分けたのは、まあよかったのではないでしょうか。こっちの方が回しやすいですよね。

背面デザインはほぼ同じなのに、ボタンの配置とか役割がちょっと変わっているんですよね。どっちがいいかは慣れの問題なので、どっちでもいいと思うのですが、2台を使い分けしようと思うと迷います。特に再生ボタンの位置変更が痛いです。2台持ちはちょっと厳しいですね…

違うのはボタン配置だけではなく、メニュー構成も全然違います。新しい方はタブに別れているので、いろいろ探しやすくなっています。こっちの方が断然いいですね。

その他の変更点としては電子水準器が廃止されたのは痛いですね。普段水準器を表示させて写真撮っていたので。わたし、水平出し苦手なんですよね。どうしてこういうせこいコストダウン狙うかなあ。電子ビューファインダーの画素数減少はそれほど性能の低下を感じなかったのでよいのですが、これまであった機能が無くなるのはねえ。


というわけでコストダウンの影響を色濃く感じるわけでありますが、もちろんよくなったところもたくさんあります。なんと言ってもAFの高速化。スポーツとかお子さんとか撮るにはすごくよくなったと思います。このレスポンスのよさはすごい。連写機能を使わなくても、カメラを向けてシャッターを切ると、こういう写真がすごく簡単に撮れます。まあ私は普段、動く被写体を撮らないので、まったく関係ないのですが。


あとは画素数が増えましたね。まあでも写真をパソコンとかiPadの画面上で見るか、ブログに貼るしかしない私には関係ないのですが。えっと、私はなぜ買い換えたのでしょうか……

ああ、あと微妙によかったのはiPhoneへのWi-Fi接続にかかる時間が短くなりました。というか、いままでのNEX-6が遅すぎただけなのですが。(実際の画像転送にかかる時間は昔から速かったです)まあそんな感じです。


カメラを買ってから本格的に写真を撮ったのはあしかがフラワーパークに行った時くらい。昼の部夜の部。NEX-6よりも全体的に撮りやすいような気がします。大幅な性能向上を感じるわけではないですが、やはりレスポンスの速さが撮影の歩留まりと気持ちよさの向上に寄与しているような気がします。スペックに現れる以上に買ってよかった感は持てます。それだけにシューキャップと水準器の廃止が残念ですね。


追記 その後の感想などはこちらに。