お買い物好きな人にはあまり評判のよくない福袋。買い物の一番の楽しみである商品をじっくり吟味しながら買うという行為ができず、中身がわからないものを買わされる気持ち悪さとか、売れ残りのハズレ商品ばっかりとか、あまり良い思い出がない人もきっと多いはず。正月早々、やたら寒い中行列しなくちゃいけないし、売り場は大混雑だし。個人的には行きたくないものの筆頭なんだけど、まあ、ツマが行くというなら仕方なく…という感じで最近はほぼ毎年出かけています。
といっても、真っ当な洋服の福袋は相当早起きして開店前から行列しないと買えないし、そうやって買っても袋に入っていたもののうち半分くらいは処分に困るような代物だったりするので、もったいないというか。まあでも洋服の場合、福袋は定価ベースで考えると異常にお買い得なので、半分もあたりがあったらお買い得であることは間違いないのですが。
最近はツマも洋服は自分で選んで買う派に替わったので、我が家では洋服の福袋に並ぶことはなくなりました。その代わりに買ってくるのは食料品。食品の場合は売れ残りの在庫一掃セールではなく主力商品が袋詰めされていることが多いので、割引率はそれほど高くないですが、期待はずれということもほとんどありません。購入前に中身がわかったり、中を見て選べるお店もあるので、本当の意味の福袋とは違いますが、買い物しやすいことは確かです。あ、あと一部の例外を除き、早起きしなくても行列に並ばなくても買えるのもうれしいところ。
焼き菓子をはじめとする日持ちする和菓子洋菓子はお年賀や職場へのお土産に持って行くのに便利ですし、普段買う気がしない高級オリーブオイルなんかは日持ちするのでこういう機会に買うのがいい。カニやマグロ、霜降り牛肉のような生ものもあるので、お正月のごちそうを年明けに調達するというのも結構オススメ。
ただ、食品は結構重いものが多くて、クルマで行かないと帰り道がちょっと大変だったりするので、電車の人はキャリーバッグとかあった方がいいかもしれないなあ。以下、散財したものの中から2品。