昨晩はWWDCでした。リンゴマークのアイコンを使ってるくせに、最近全くアップル製品に言及がない当通信ですが、今日くらいは記事にしますか。
このイベントはそもそもソフトウェアがメインですから、iOS7が話題の中心となるべきでしょう。緻密で写実的だったアイコンデザインがフラットでシンプルなものに変わったことで批判も多いですが、かわいらしくて悪くないんじゃないかなあと個人的には思っています。
アイコンとはそもそも、ものごとをわかりやすく単純なイラストにすることが目的ですから、OS Xになってアイコンがどんどん写実的になっていったのはアイコンとしては明らかに退化だったわけで、今回の変化は正しい方向と考えることもできるでしょう。もちろん今回の絵がわかりやすいかどうか、かっこいいあるいはおしゃれに見えるかどうか、使われている書体の線が細くて読みにくいのではないかといった疑問はありますので、早く実物を見てみたいと思います。背景から浮き出たような演出もちょっと楽しみです。
もちろんOSをアップデートした直後は慣れずに戸惑うことも多いと思いますが、使って楽しいOSになるといいなあと思います。秋に新しいiPhoneに買い換えるのがいまからとても楽しみです。
新しいOS Xはまあいいでしょう。もはや一般Macユーザーが注目すべきものではないような気がします(ぉ
ハードウェアとしては、今回発売されたのはMacBook Airだけでした。Retina化もされなかったので、粗っぽくいえばバッテリー駆動時間が延びただけの新製品です。個人的には現有機を買い換える気にはなりません。着実な進歩だとは思いますが、ファンを熱狂させる発表ではなかったと思います。個人的には真っ赤なVAIOの方がずっと欲しいです。使い途がないので買いませんが、こっちの方が魅力的ですよね(ただしOSを除く)。
これで終わってはファンががっかりするので、その対策だったのでしょうか(笑)、発売予定が相当先の新製品を発表しました。新しいMacProです。久しぶりにかなり挑戦的なデザイン。性能面よりもデザインが目を引きます。こんなことや、こんなことや、こんなことにまでなっちゃってもう、大人気ですね(笑)。
発表当初を中心に批判的なコメントも多いようですが、個人的にはそれほど悪くないのではないかと思っています。MacProは昨年買ってしまったので、当分買えませんが、実物はぜひ見てみたいと思います。
日本人にとって楽しい話はここまでで、このタイミングで日本のAppleStoreでは密かに大幅な値上げが実施されました。為替レートの変動にあわせるための価格改定なので仕方ない面はありますが、残念ですよね。ただ、先日iPodが値上げされたことから、このタイミングでMac系全製品が値上げされることは予想されていたので、WWDC前に駆け込み的にMacを買った人も多かったのではないかと思います。
私も買いました。
本宅のメインマシンであるMac mini、Core2Duoの低スペックマシンでApertureとか動かすと悲しくなるので、ずっと買い換えたかったんですよね。というわけで、タイミングは今しかないと思って昨晩購入しました。万が一WWDCでMac miniの新機種がでちゃったら、買っちゃった旧機種は「気に入らなかった」という理由で返品できますから、買うタイミングとしてはベストというか、ラストチャンスだったわけです(某大御所2名のお墨付きの方法ですw)。
注文したのはメモリー以外はフルスペックにカスタマイズしたものなのですが、今朝になって値段をチェックしてみると20,000円も値上げされていました。よいタイミングで買い物ができたと思っています。届くのがいまから待ち遠しいですね。
次に買うApple製品はなんだろう。iPhoneかな。それともRetina化されたiPad miniあたりでしょうか。