最近はカメラの性能がスゴイから、シャッターボタン押すだけで、勝手に綺麗な写真が撮れるので、本当にラクですよね。いい写真が撮れてもほぼカメラのおかげみたいな感じです。もちろん意図していないところにAFが合焦しちゃったとか、露出エラーとかはないわけでもないですが、最新機種を使えば歩留まりはかなりいいですよね。そんな感じで、普段はオートモードに頼りっきりで写真を撮っています。
そんな感じで頼り切っていたわけなんですが、4月に仕事の一部として体育館内で撮影する機会があったのですが、全体的になんかいまいちでした。撮れた写真が汚いのです。まあ、たまたま何かの加減かと思っていたのですが、先月、別の体育館で撮影した時もやっぱり汚い。rawで撮っておいて、Lightroomかなにかでうまく現像すれば、きれいになるんでしょうけど、jpegを簡単に修正したくらいでは補正が効かない感じに…
まず、全体に黄色い。ホワイトバランスがおかしい。
これはとある黄緑色の物体を、上は体育館内で、下は廊下の蛍光灯の下で撮ったものの拡大図なんですが、色が全然違いますよね。
あと、体育館内って意外に暗いんですね。なので、シャッタースピードを動く被写体にあわせると、感度はオートモードの最大値 ISO 3200 とかになっていたりします。そのせいでかなりノイズが乗ってるんですよね。さらに床や壁が明るいので、露出がそっちに持っていかれて、相対的に顔が暗くなってしまうことが多いのです。仕方なく、顔を明るくしようとjpeg画像の明るさを調整するとノイズが目立ってしまって余計汚くなるみたいな… なんか全般的に修行が足らない感じであります。現地で撮れた写真見ながら設定を変えていくくらいのつもりの方がいいんですかね。メンドクサイ……ま、もう体育館でとることもないか。