ポール・セザンヌ

エクサンプロヴァンスの旧市街の少し北側にセザンヌのアトリエがあり、ここがこの街の観光の目玉である。上り坂なので暑い日には少しきついけれど旧市街から充分徒歩で行かれる距離。

こういう何気ない風景を見ながら歩くのも悪くないよね。

 

ここがセザンヌのアトリエの入り口。

アトリエなので、とても小さな家。1階が売店で2階のかなり天井の高いアトリエ1室を見学する。内部は撮影禁止で、デッサンに使ったであろう小物類が置かれている。マニアには良いかもしれないが、あまり期待して行くとがっかりするかもしれないね。

さらにアトリエから北へと坂道を上っていく。

10分くらい歩くと、通りから丘に登っていく小道があり、そこを上るとセザンヌが頻繁に絵を描いていたという高台にたどり着く。

高台に上ると正面にサント・ヴィクトワール山がよく見える。

そこにはセザンヌの描いたサント・ヴィクトワール山の絵のパネルが10点ほど飾られていて、見比べることができるようになっている。ちなみに、高台の一番上まで行くとすぐ近くの糸杉が視界を邪魔をするので、実は少し降りたところから見る方が良かったりする。

 という感じでお昼になった。さあ、街に戻って昼食だ。