モナコ(前編)

本日の小旅行先はモナコ。F1やってるわけじゃないし、カジノで大勝負に出てスッカラカンになってもしょうがないので、実はあまり見るところがないモナコ・・・ニースからは電車でそれほど時間がかからない距離なんだけど、電車自体はイタリア方面行きなので、満員の大混雑だった。まあ、往復ともギリギリ座れたんだけど。

モナコの鉄道駅は山をくり抜いた地下にある。なかなかかっこいいよね。

 

まず最初に訪れたのは熱帯植物園。アジアで熱帯植物園というと熱帯雨林風で蘭の花とかが咲いてそうなイメージだけど、ここは基本的にサボテンしかない。なんだそりゃ。場所は高台の結構高いところに入口があり、斜面を下りながら見学する感じ。でも、出口は入口のところにしかないので、下りた分また登らないといけないので、結構疲れる。ただ、高台にあるので、景色は本当にいい。モナコを一望できる。その点ではオススメスポット。

 

左手がカジノや高級ホテルなどが集まる繁華街。中央がヨットハーバー、右側に旧市街が見えます。

 

カジノの集まるモンテカルロ地区。

 

こっちが旧市街。

 

中はまあこんな感じ。あんまりメリハリ、ないです。

 

この熱帯植物園、一番下に鍾乳洞の入口があります。1時間に1回、フランス語の解説付きのおよそ40分のツアーで見学可能。というわけで、中に入ってみました。だって、涼しいんですよ!外は東京にも負けない灼熱の太陽、中は一年中10度台なのでまさにオアシス。

結構深くまで階段で下りていくとそれなりに広い空間。真っ当な鍾乳洞。そしてなによりも涼しいのがいい。でも寒くはないね。日本の鍾乳洞はもっと寒いよな(沖縄を除く)。

しかし、

照明当てすぎのせいか藻類が生えていたり、

折れてる鍾乳石も多くて状態としてはイマイチかな。日本の有名な鍾乳洞の方が満足度は高そう。まあとにかく涼しいのが最大の魅力(笑。でも、見学が終わったあと鍾乳洞の底から入口まで登って、さらに灼熱のなか出口まで登るというのは拷問だな。出口までエレベーターが欲しい…

ちなみに園内には小さな先史人類学博物館もあって

クロマニヨン人に会える。まあそれだけかな・・・

 

というわけでバスに乗ってヨットハーバーのあたりに移動。

車窓から見える何気ない建物もなかなかステキ。

そしてアルム広場到着。

午前中は朝市が開かれてていたようだ。

 

建物はどこも上品で、昨日まで見てきた村とは全然違うね。

 

お、ヨットハーバーの目の前にプールがあるのか。大賑わいだね。

というわけで、地ビールを出すブラッスリーがあったので、そこで昼食。

白ビールとピルスナー。いや、もうね、これだけ暑いとビールが美味くて美味くて。

 

パンピザという感じだけど、巨大ブルスケッタだそうで。

 

ニース風サラダ。どっちもまあ美味しかったですよ。そんなことよりも暑いときのビールはたまらないですね。

というわけで酔っ払ったのでしばし休憩して後半に続く。