2014年のカメラ

今年、主に使ったカメラは3台。iPhone 5S、RX100M3、α6000+SEL1670Z。


iPhoneをはじめとするスマホの画質は本当によくなりましたよね。安いデジカメが売れないのも当然でしょう。画角が固定であること、基本フルオートのみ、暗いところに弱い、レスポンスがやや鈍いといった欠点はありますが、普段それなりに明るいところでスナップを撮る分にはデジカメいらないですよね。

普段 Instagram 経由でTwやFBにあげている写真の大半は iPhone です。撮ったその場で軽く加工してSNSにあげられるのはやっぱり便利。短時間で消費するための写真とでもいうんでしょうか。最新の iPhone 6 Plus は手ぶれ補正もついているそうで、今後ますます、普段デジカメ持ち歩かなくなりそうです。

(以下の写真はこの秋以降撮ったものをApertureでトリミング、色調補正したものです)


お休み中の兵隊さん


秋桜


濡れ落ち葉


雰囲気のいい電球!と思ったらLEDですね、これ w


今年、国内出張やちょっといい食事の時に持っていったカメラは RX100M3。コンパクトデジカメというにはちょっと大きくて結構重いですが、それだけのことはある気がします。24-70mm相当と望遠側がもう少し伸びればいいとは思うのですが、まあ、そこはトリミングでなんとかすることができますかね。暗所でそれなりにノイズが乗るとか、レスポンスがやや鈍いとか、明るいF1.8といってもぼけがいまいちとか、まあそれなりにあと一歩だなあと思うところはありますが、このサイズですから文句は言えません。

撮りやすくて基本性能がしっかりしているのに加えて、ポップアップ式ファインダーとか、やろうと思えばバウンスも可能なポップアップ方式の内蔵フラッシュとか、なかなか使い勝手もいいですね。もう、カメラはこれでいいんじゃないか?という気がしてきました。


男鹿半島と八郎潟


津軽海峡上空


東北地方上空


海ほたる


堂島川


京都大学桂キャンパス


夜霧に沈む東京


その反動で出番が減ったのがα6000。このカメラ、気に入っていて結構好きなのですが、写真メインで出かけるときか、海外旅行かそのどちらかしか出番がなくなってしまいました。写真イベントも海外旅行も年に2, 3回ですから、年間使用回数5, 6回ということでしょうか(泣。いや、だって、カバンに入れたときの大きさの差って大きいですよね。

RX100M3よりもα6000の方が明らかに優れているのは、レスポンスの速さ、動きの速い被写体への追随性、描写のシャープさ、交換レンズで画角が変えられる、暗所に若干強いあたりでしょうか。特にレスポンスがいいので、撮っていて結構気持ちがよく、撮りやすいと感じることが多いです。まあ、それで撮れた写真が素晴らしいかはまた別問題ですが(涙


タキシング中、なんか外で音がすると思って見たら、離陸中だったので急いでシャッター


朝焼けに染まるエンジン


朝霧のシカゴ


夜の運河と観光ボート


さて、来年ですが、iPhoneは6の次の機種に買い換え予定。カメラの性能もまた少し上がるのでしょうか。

RX100M4(?) もきっと買いそうな気がします。画素数を減らしてでもクイックレスポンスと高感度化を期待したいところですが、多分そういう流れにはならないでしょうけど。

問題は上位機。α6000の後継機というよりはα7という流れですよね。

時代はフルサイズ。APS-Cなんて論外ですよね!というようなタイプの写真撮ってるわけじゃないのですが、それでもやはり気になります。α7M2とα7S。α7M2の手ぶれ補正と高速AF、α7Sの高感度。どちらも捨てがたい。本命はα7Sの後継機待ちなんでしょうけど、しばらく出ないでしょうから、この二つが選択肢になりそう。

ただ、フルサイズになると大きくなっちゃうんですよね。α7Sだと一回り、α7M2だと二回り大きいし、何よりもレンズが大きくなります。ミラーレスが小さいといっても、レンズの大きさはセンサーの大きさで決まりますからね…いやあ、α6000より大きくなるとすると、ますます持ち歩かなくなりそうで…