新同楽魚翅酒家

2日目の夕食は昨年ミシュランで3つ星を取ったという、フカヒレ料理の有名店、新同楽。昔、別の場所に店があったときに行ったことがあるので、今回は2回目。ミシュランで星を取ったせいか日本のガイドブックにも載っていて、日本人客もちらほら。でも、現地の人っぽい人が一番多かったかなあ。平日なのにやっぱり満席。スゴイねえ。

ちょっと奮発したセットディナー。メニューに日本語があるのがいいねえ。日本人客を呼ぶには必須だよね。

前菜4種盛り。和食の八寸とかでもそうだけど、小さくてきれいなだけじゃなくて、本当に一品一品美味しいかどうかが重要。4品ともにうまかった。香港の焼き物はいいね。

フカヒレの姿煮、最後の仕上げは客席の前でやってくれる。ちなみに店内は明るく開放的でやや殺風景。高級感がなくて、なんだか三つ星レストランとは思えない感じ。

フカヒレの姿煮。フカヒレの食感と濃厚な上湯のマッチング。美味。美味いけど、高すぎるなあとは思う。

アワビとガチョウの水かき。アワビは最高峰といわれる三陸吉浜の干しアワビ。美味いねえ。美味いけど、高すぎるよなあ。で、それにあわせているのがなんとガチョウの水かき。これは初めて食べた。見た目はまさにガチョウの足そのものだけど、コラーゲンたっぷりでこれがねっとり美味い。

キノコとエビのXO醤炒め。普通に美味しい。こういうのは家庭でもできそう。

ラムチョップのグレービーソース。これは中華ではないな(笑

締めはなんと稲庭うどん、牛挽肉のせ。はやってるのか?稲庭うどん。美味しいけどさあ、もっと中華っぽいものがよかったよ・・・

アーモンドスープ。杏仁豆腐の固まってないやつ。ホットだった気がする。

最後は果物。

という感じのコースでした。とても美味しゅうございました。前日に引き続き、こてこての広東料理ではない、今時らしいアレンジがされているのがちょっと意外でした。これが今時の香港中華なんですかね。