昼食は Aix-en-Provence 旧市街のレストラン Le Formal に行ってみた。
地下のカーヴをレストランにしたような雰囲気のある店内。結構おしゃれ。
前菜は牛肉のタルタル。なんと、黒い石のお皿に乗ってきた。驚きの盛りつけ。
牛肉は比較的大きめにたたいてあり、食べ応えがある。黄緑色のつぶつぶは魚卵。キャヴィア的なものを着色してわさびで風味付けしたもの。クラッカー、薄いのはチーズ、そして薄切りのドライオレンジ。味付けもかなり凝っていて大変美味しかった。
メインはブイヤベース。魚とラングスティンがメインの具で奥の細長いカップに入っている泡状のものがルイユの代わり。これも実に美味かった。1人で喰ってちゃもったいないというくらい美味かったな。
デザートは卵形のメレンゲの中にアイスクリーム。ベリーのソースが美味しかった。とにかくこの店は大正解。地球の歩き方に載っていたから行っただけだったんだけど、大変良かった。グラスワインと水を頼んで3,000円程度だったので、値段的にも充分リーズナブル。良いお昼でした。
食後はふらっと市内散策することに。
エクサンプロバンスは散歩してるだけでも楽しいですね。といいつつ、あまりの暑さに死にそうになったので、日陰に避難して休憩することに。
17世紀の貴族の館 Pavillon de Vendôme。といっても中にはあまり興味がないので(建物の中は有料っぽい)、庭園の木陰のベンチで一休み。ベンチは休憩する人で満席。カップルや友人同士、そして親子連れの楽しげな会話が聞こえてくる。何を話しているのか全然わからないけど心地よい。「ママ、あそこにキモイアジア人のおっさんがいるよ」「こら、そっち見ちゃダメよ」とか言われてるのかもしれないけど、わからなければ無問題w
酷暑の中でもちゃんと咲いてる花はあって、ホントに偉いなあと思ってしまいました。
というわけで充分満喫したので、電車で戻ることに。
車内検札が来てキップにパンチを入れていった。よく見たらなかなかかわいいじゃないですか!
フランス国鉄は他の国同様、ホームの入り口に改札がなくて、その代わり車内検札が来るはずなんだけど、今回の旅行で7回鉄道に乗ったのに検札が来たのはこの1回だけだった。人件費の節約なのかな。