先日、銀座のイタリアン、Argento Aso に行ってきました。本当は代官山のASO本店に行きたかったのですが、週末は結婚式とかで貸しきりのことが多いですよねえ。というわけで、銀座店にしたのですが、この店に来るのは約10年ぶり2回目。イタリア料理というと、素材重視でオリーブオイルとニンニクとトマトでシンプルな味付け的なイメージが強いですが、この店は創作イタリアンで高級フレンチ的に凝った料理が多いのが特徴。
銀座の高級イタリアンということで、高級感のある内装。
ホイップバターも美味しいですが、オリーブオイルの甘い香りも魅力的。
パンも美味しいからたくさん食べたくなるけど、小食な我が家の場合、パンを食べ過ぎると料理が食べられなくなっちゃうんですよね…
食前酒はシャンパーニュ。
アミューズはゼッポリーネ。アオサノリ(だったかな?)の入った小麦粉生地を揚げたもの。もちもちの食感でかき餅を食べている感じでしたw
最初の前菜は……ラップしたまま出て来たよ。といっても取り忘れたまま持ってきたわけではなく、
テーブルでラップを外すと、立ち上る燻製のスモーク。漂うスモーク香。そういう演出なんですね。
中身は魚介のマリネ、バルサミコのジュレ
2皿目はフォアグラのボリート。このまま食べるのではなく、
ポルチーニのスープとともに食べる。
残ったスープにパスタを入れて
替え玉的感覚。
パスタは…なにこれ、真っ白いんですけど…カプチーノ仕立てっていうやつですね。
左手撮りで料理にライブ感を演出してみました(笑
中から出て来たのはウニとトマトソースのパスタ。泡で香りが閉じ込められているというわけですね。
魚料理は朴葉の上に白い塊。鮮魚の塩釜だそうで。
割ると中からお魚が。味は見た目ほどのインパクトがなかったかな。(ピンぼけ(泣
このあたりで赤ワインに交代。というか、白ワインの写真撮り忘れた。普通、イタリア料理屋だとグラスワイン頼むとイタリアワインが出てくると思うのですが、今回は合計4種類のワインを頼んだのですが、全部フランスワインでした。ひらまつグループだからかな。
肉料理。といっても肉がない。リゾットだけまず出て来た。
で、ココットに入った肉を取り分けるのか。
鴨のロースト。
デザート前にグラニータ。フレンチのフルコースだと普通、肉と魚の間に出てくるけど、デザートの前に出すんだねえ。
デザートはイチゴとピスタチオのミルフィーユ。ミルクのジェラートの上に乗っているのは飴細工。
このプチフルも美味しいんだよねえ。お土産に持って帰りたい…
というわけで、なかなか盛りだくさんなコースで楽しめました。とにかく普通の皿は出さないという考えが徹底した料理でした。とはいっても奇をてらいすぎて味は二の次ということではなく、どの料理もきちんと香りや味にアクセントが付いており、とても美味しくいただくことができました。普段使いにはちょっと高級すぎますが、大切な人との会食にぴったりなお店ではないでしょうか。