文華@Mandarin Oriental, Hong Kong

初日の夕食は泊まったホテルの中華料理店。昔は名店として有名だったけど、最近は日本のガイドブックには載っていないので、日本人客はゼロ。日本人観光客の行動はわかりやすい。この店は、こてこての広東料理というよりは西洋風のアレンジが入った今時風の中華料理なのかな。頼んだのはセットディナー。

いかにも高級中華という感じの店内。飲み物はシャンパンを頼めということらしい。ま、普通にビールの方がうまいと思うけどね。日が暮れる頃には満席になった。ごく普通の平日の夜に高級料理店が満席になるのか・・・

テーブルには調味料としてXO醤とおぼしきものが置かれていた。

お通し。クルミのローストだったかなあ。忘れた。

前菜三種盛り。左から子ブタの皮とガチョウのロースト、ホラ貝?の薄切り。子ブタの皮はぱりぱりしてうまいんですよ。広東料理の焼き物はいつ食べても安定の美味さ。

松茸とキヌガサダケのスープ。スープは鳥ベースでしっかりうまみが出ていて美味。松茸である必要があるのかはよくわからないけど。

蟹肉とチーズとカボチャのピューレを蟹の殻に詰めて焼いたグラタン?おいしいけど、これって中華か?(笑

銀ダラのソテー。酢のきいたソースがよく絡んで味の濃い逸品。

鶏肉の中にエビのミンチが入った蒸し物。蟹肉のソース。

シメは香港名物のエビワンタン麺。

デザートは洋なしをお茶で煮込んだもの。甘くない。あんまり味しない。はっきり言ってかなりがっかり。豪華な中華デザートを期待していたのに・・・どうやら、洋なしがはやってるっぽいんだよね。

最後はお茶とプチフル。

というわけで、デザート以外はかなり満足。典型的な広東料理っぽいものは少なかったけど、味はどれもしっかりしていてかなり満足でした。