(前回の記事はこちら)
今朝の通勤時、NEX-6L(NEX-6 + SELP1650)をコートのポケットに入れて出かけてみました。今朝はちょっと時間に余裕があるので経路#4にするかな(毎日違うルートで通っていますw)。さすがにコンデジよりは重いですが、コートのポケットに入れてもまあ違和感はないくらいの大きさ・重さです。
ふと思い立って、ポケットに手を入れ、人差し指で電源を入れながらカメラを出して構えると、ちょうど電子ビューファインダーに画像が出てくる感じ。けっして速くはないですが、まあ許せるかなという感じの起動時間。電源オンのまま放置すると、レンズが収納されてスリープモードになるので、この状態でポケットにしまっておけば、起動はかなり早くなりますね。歩きながらの撮影にはこれが一番よさそう。
目を近づけたときの電子ビューファインダーの起動は高速。OM-Dより早い感じ。映し出される画も綺麗。OM-Dは色が派手すぎだと思うのですよ。ファインダーはレンズ中心から大きく外れた本体背面の左上隅にありますが、特に違和感なく撮れる気がします。ただ、ポートレイト(縦位置)で撮るときには右手が下に来る形じゃないと腕の位置がちょっと不自然になりますね。私は右手が上に来る形で撮るクセがあるのですが、腕を相当上げないといけないので疲れます。ただいま右手下の練習中。ただ、右手が下だと鼻の脂が背面液晶に付くのがイヤなんですよね(笑。
ズームの操作リングは結構使いやすいです。本当にごくわずかだけ動かしたいときに、ちょっとイライラするけれど、基本的にはとても素直に電動してくれます。まあ、そもそもこのリングは電動じゃなくて手動でもよかったような気はしますが・・・ズームは16 mmから50 mmまで光学ズームしたあと、そのままシームレスに50 mmの2倍まで「全画素超解像ズーム」と呼ばれるデジタルズームされます。あまりにシームレスすぎて光学ズームのテレ端で止めたいと思ってもなかなか止まりません。ここはもう少し明瞭にワンクッションあってもいいと思うのですが……
オートフォーカスは比較的正確ですし、初代NEXに比べれば迅速。でもOM-Dの方が若干速いような気もしますがよくわかりません。誤差範囲です。私は個人的にはAFモードを中央重点にして自分でどこにフォーカスを合わせるか決めたいのですが、おまかせオートやシーンセレクションなど、いくつかのモードではマルチしか選べなくなります。また、全画素超解像ズーム時をはじめ、いくつかの条件の時にはそもそもAFモードの指定ができず、だいたい真ん中あたりになんとなく合焦する感じであまり気分がよくないですね。モードや条件によらず特定のポイントでがんばって合焦させる選択肢があってもよいと思うのですが・・・
シャッターは小気味よい感じの音で気持ちよく切れます。私の持っていた初代NEX-5はミラーレスのわりに大げさな感じでガシャーンとシャッターが切れましたし、OM-Dは逆に妙にこもった低い音だったのですが、NEX-6は軽快な感じで個人的には好みです。レリーズタイムラグはまったく感じませんでした。というか、そもそも動いてるもの撮ってませんし(笑
今日は主に絞り優先(A)とプレミアムおまかせオートで撮りましたが、今回撮ったような、漠然とした、特に距離感のない町のスナップの場合、どのモードで撮ってもあまり大差ないというか、そもそも絞っても開放でもそれほど撮れる画に大きな違いがないというか…一眼らしさを活かした撮影にはなってないですね。カメラがよくても腕が悪いと何にもならないですね… orz
発色については意外に色が強く出ますね。初代NEX-5が結構ナチュラルな透明感のある感じだったので、ちょっと意外でしたが、個人的には色が濃い方が好きなので、まあよかったかな。
以下、写真は1枚をのぞき絞り優先モードで撮った無補正のJPEG画像です。クリックすると拡大され、左下をクリックすると元画像がダウンロードできます。それでは、職場までの道のりをほんの一部ご紹介。
ところで、前述した全画素超解像ズームですが、大げさな名前つけたって要するにデジタルズームだろ?ということで、どれくらい画質が低下するのかちょっとだけ試してみました。
ブログで使うくらいの大きさで見る分にはまったく問題ないですね。というか、劣化してるかどうかわかりにくい写真で、作例として不適切すぎる(笑。しかも、ピクセル等倍だとそもそもデジタルズームかけてなくてもイマイチなんですよね(笑
今日は取りあえずこんな感じで。次回はOM-Dとの比較もしてみたいと思います。(次回記事はこちら)