晩秋の渉成園

桜と紅葉の季節は京都市内の観光地、どこに行っても大混雑なので、どこか空いているところはないだろうかと考えて、思いだしたのが春に訪れた渉成園。桜の季節に行ったのにほとんど人がいなかった。あそこならきっと、ということでまたもや行ってきました。

ええ、案の定、というか、ビックリするくらい空いていました。見頃は過ぎていましたが、それでも深紅からオレンジ色に色づいた紅葉を堪能することができました。やっぱり、散歩は静かな環境の方がいいですよね。

「ああ、一本の木でも日陰になってるところは、赤い色が淡いね。この辺なんかオレンジ色だね。」

「もしうちに子供とかいたら、どうして外側の葉っぱと内側の葉っぱで色が違うのかとか、講義しちゃうんでしょ?」

「光合成がとか、糖の合成量がとか、アントシアニン系の色素がとか」

「子供が理科嫌いになりそうだね。」

とか、そんな感じで楽しく散歩することができました。


ちなみに、このお庭は東本願寺の持ち物でございます。