移動遊園地

ヨーロッパではときどき、移動式の遊園地を見かけます。何らかのお祭りの時に、広場に臨時に設営されるものなんですが、大きな観覧車なんかもあったりして、結構本格的です。今回の訪欧でもスイス、ドイツどちらでも見かけたので、おそらく何らかのお祭りのシーズンだったのでしょう。バーゼルで見たのは2箇所。大聖堂前の広場とメッセの前の広場。日曜日だったこともあり、なかなかにぎわっていました。

歴史ある大聖堂を見学してから外に出て、目の前にこんな乗り物があったらちょっとビックリしちゃいますよね。鎖の下には椅子がぶら下がっていて、ぐるぐる空を飛ぶ感じのやつです。


なんか20世紀感があふれていますね。

つづいて、メッセ前の遊園地。

メッセのモダンな建物とミスマッチ感が良いですね。


乗り物は結構スピード感があって、なかなか楽しめそうでした。


もちろんお店もたくさんでています。お菓子もお国柄が出やすいですよね。

訪問先で偶然こういうイベントに出くわすと、なんか得した気分になりますね。

バーゼル大聖堂

川から見えた塔はバーゼル大聖堂。行ってみましょう。


なかなか大きくて立派ですね。教会前の広場に移動式遊園地が来ているんですね。乗り物の屋根が写っています。


塔の高いところまで彫刻がたくさん。


日時計もあるんですね。

中に入ると荘厳な雰囲気。ステンドグラスが綺麗。

なかなかよい教会でした。

ライン川

ヨーロッパの町って、どこも町の真ん中を大きな川が流れていますよね。ここ、バーゼルにはライン川が流れています。

川沿いの散策も気持ちがいいし、

船に乗るのも楽しそう。

おや、塔と観覧車が見える。

教会と遊園地かな。よし、次はあそこに行ってみよう。

バーゼル市内散策

バーゼルは大きな町だけど、それほど観光資源があるわけでもなく、有名なのは博物館とか美術館系。だけど、交通の便が悪いところも多いし、見て回るには時間が足らない感じ。それに、初めての街だから、それよりは町を散策したいところ。というわけで、あてもなく町の中心部をめざします。地図もガイドブックもなくても、いまはiPhoneがあれば、初めての町でも道に迷うこともなくて、ホント素晴らしい。


バーゼルバッド駅から市内中心部まではちょっと距離があるので、路面電車で行くのがいいみたいだけど、自分の脚でのんびり散策した方が楽しいよね。町の雰囲気を感じるには歩くのが一番。


こういう、意味がわからないものがあったりして、なんかいいよねw


さらに歩いて行くと


だんだんヨーロッパっぽい町並みに。


焼き栗の移動販売とか、まさに秋のヨーロッパっていう感じ。


紅葉はほとんど終わっちゃった季節だったのですが、かろうじて残っているところもあったり。


写真撮っていたらツマに邪魔された(のろけ

南ドイツの車窓から

南ドイツから、ドイツ、フランスとの国境を接するスイスの都市、バーゼルまで鉄道の旅。バーゼルにはスイスとフランス、ドイツの鉄道が乗り入れているので、バーゼル中央駅をはじめ、駅がたくさんあります。ドイツとの国境駅はバーゼル・バディッシャー(Basel Bad)。


この真っ赤なドイツのローカル線はBasel Bad行き。


電車が動き出してすぐ、車窓はまさにヨーロッパののどかな田舎の風景。


かと思いきや、壁があればそこは落書き天国。欧米の歴史のない公共の壁はだいたい落書きだらけですよね…

そんなこんなでバーゼル到着。スイスがシェンゲン条約に加盟してからはパスポートチェックはなし。税関だけ一応あるけれど、日曜だったせいかよくわからないけど、閉まっていました。というわけで国境をまったく感じさせないスイス入国。


駅のホールにはかっこいいオブジェが。

スイス滞在記は次回以降の記事にして(ぉ、そろそろ帰りますか。

帰りはICEに乗ったので、同じ区間なのに通る線路が違います。行きは小さな町を次々抜けていく感じでしたが、帰りはひたすら畑の間を進んでいきました。

いやあ、いい景色ですね。これぞヨーロッパ。


2度目のラターブル

この日のお昼はco1さんオススメのフレンチ Restaurant La table au japon へ。関東人にとって、京都は京料理、おばんざい、湯豆腐、湯葉と生麩、にしん蕎麦、棒鱈などとにかく和食の街というイメージ。前回訪れるまで京都では和食以外食べたことありませんでした。(ここまで前回のコピペw。 それなのにフランス料理店を再訪するのは、前に行った時、夫婦揃っておいしさに感激したから。今回も店に着く前から期待で胸が高鳴ります(笑

食前酒はスパークリングワイン。ランプ型の照明がおしゃれ。

えっと、先に言っておきますが、今回、写真いまいちです。ノイズが多くて発色がよくない。あんまり美味しそうに見えません。ランチだったので、それほど店内が暗かった印象はないのですが、いま見ると大半の写真はISO3200になっています。暗かったんですね… 開放F4のレンズでは厳しかったのかなあ。あと、露出補正+1/3で撮っていたのですが、撮れた写真はかなり暗かったです。+1くらいの方がよかったようですね。反省。


前菜、ホロホロ鳥とフォアグラとアプリコットのテリーヌ。フォアグラ感はそれほどでもなかったけど、美味しくまとまっていたと思います。


フォアグラのコンフィ、ドライイチジクとクルミのサラダ。これはもうドーンとフォアグラ。サラダと一緒に食べると美味ですねえ。


オプションでキノコのスープを取ってみました。キノコのうまみと香りが素晴らしい。アクセントの胡椒もいいですね。


メイン、十穀米、ジロール茸、松の実を詰めた大山鶏のロースト。ソースとの相性がいいですね。


鴨モモ肉とワイルドライスの薄パイ包み焼き。これも美味しかったなああ。


デザートはタルトタタン、ミルクのアイスクリーム添え


八角風味のクレームブリュレ、カラメルのアイスクリーム添え。これだけ前回と同じものを頼んでしまったようです。

2度目ですから、最初ほどの感動はないにしても、どの料理もタイヘン美味しかった。食材やソースの組み合わせに工夫があるだけでなく、味付けがいちいちビシッと決まっているところがいいのかなと思います。どのお皿もシェフが何を意図してこのメニューを考案したのかが伝わってくる感じでした。また次回京都に行った折に行ってみたいと思います。

これで今回の京都旅行日記はおしまい。次の旅日記はどこかな…

下鴨神社

京都に行くと、ついいつも同じ神社や庭園ばかりいってしまうんだけど、それじゃあ新たな出会いが生まれないわけで、一つくらい行ったことがないところに行こう。有名だけど行ったことがないところ。ということで、下鴨神社に行ってみました。祇園からだと京阪電車ですぐですね。


やはりここも紅葉は終盤。


さざれ石って、結構日本各地にあるよね。


ぽ、ポニー馬車だと。神社とは思えないw


境内はなかなか趣があっていいところですね。


ここは観光地というよりは、婚礼とか、お詣りとかに来る、もっと実用的な神社のようです。


敷地内には河合神社という、美しくなりたい女性のための神社があって、手鏡の形をした絵馬に化粧を施して奉納できるようになっています。なかなか面白いですね。


晩秋の京都散歩

個人的には、京都は散歩するのに世界で一番好きな町かなあと思っています。東京やパリもいいけど、京都の風情にはかなわない気がします。普通の観光客が寄りつかないあたりも結構面白いですよね。よそ者が移住するには適さない町だといいますが、あてもなくのんびり散歩するにはいいですよねえ。(まあ、冬寒くて夏暑い土地ですけど…

こんなものがあるなんて、というか、こんな史実があったなんて知らなかった。しかも「耳塚(鼻塚)」という名前もあれですよねw

そして、祇園へ。このあたりは桜の方が美しいけど、紅葉もいいですね。

晩秋の京都シリーズまだ続きます(え?もう飽きた?だよね〜

晩秋の清水寺

誰もいない静かな庭園を見たから、次は観光客の多そうなところに行ってみよう。人が多ければきっと着物コスプレの観光客もいるにちがいない!ということで次に訪れたのは清水寺。紅葉のシーズンも見頃を過ぎ、しかも境内は工事中なので、それほどの大混雑ではないかもと思いましたが、やっぱり観光客だらけでしたね。清水の舞台は観光客や修学旅行生で大賑わい。あと10日早かったら紅葉が見頃だったんだけどなあ。


そして、予想通り着物の女性グループ発見!(ぉ

結構たくさんのひとに写真撮られていました。目立ちますからね。着物で散策は楽しいでしょうけど、いろんなカメラに狙われてきっと落ち着かないでしょうね。←犯人はおまえだ


晩秋の渉成園

桜と紅葉の季節は京都市内の観光地、どこに行っても大混雑なので、どこか空いているところはないだろうかと考えて、思いだしたのが春に訪れた渉成園。桜の季節に行ったのにほとんど人がいなかった。あそこならきっと、ということでまたもや行ってきました。

ええ、案の定、というか、ビックリするくらい空いていました。見頃は過ぎていましたが、それでも深紅からオレンジ色に色づいた紅葉を堪能することができました。やっぱり、散歩は静かな環境の方がいいですよね。

「ああ、一本の木でも日陰になってるところは、赤い色が淡いね。この辺なんかオレンジ色だね。」

「もしうちに子供とかいたら、どうして外側の葉っぱと内側の葉っぱで色が違うのかとか、講義しちゃうんでしょ?」

「光合成がとか、糖の合成量がとか、アントシアニン系の色素がとか」

「子供が理科嫌いになりそうだね。」

とか、そんな感じで楽しく散歩することができました。


ちなみに、このお庭は東本願寺の持ち物でございます。