竹富島の集落

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さて、竹富島にはひとつ、古くからの集落があります。現在は景観保護の観点から建物を建てたり改築したりする時にはいろいろなルールがあって、申請とかしないといけないようです。


敷地は低めの石垣で囲います。石積みの時にはセメントのようなものは使わずに、ただ積んでいくだけです。なので、石と石の間に隙間があり、強風が吹くと風が抜ける構造になっています。


家の正面、車が入れない幅の門があり、その先にも塀があって直進できないようになっています。回り込んでいくと平屋造りの家があるのですが、玄関はありません。正面の屋根にはシーサーがいます。ほら、基本的な作りは星のやも同じですよね。

集落には民宿と食堂はありますが、店らしい店は一軒もなく、スーパーどころかコンビニもありません。島民は船に乗って石垣島まで買い出しに行くんだそうです。まとめ買いをするため、どの家も冷蔵庫はかなり巨大なんだとか。さすが離島は違いますね。島内にクルマはほとんどなく、観光客送迎用のマイクロバスが時々走っている程度。まあ、その代わり観光客の自転車をたくさん見かけることになるのですが。

あ、他にも交通手段があったよ。

水牛。観光用の水牛車があるんですよ。


おじいさんのガイド付き。ものすごくのろい。でも、この水牛、ものすごくパワフルで、しかもよく調教されています。狭い道、ものすごく狭い曲がり角なのに、長い牛車をうまくコーナリングさせるんですよね。芸術的でした。


2箇所ある給水スポットでシャワーかけてあげないと歩かないとかの演出もしっかり仕込んだんだろうなあと思います。


えっと、生歌もついてますw


集落には、ものすごく粗末な見晴台があります。ものすごく狭くて急な階段なので、高所恐怖症な某氏は絶対に上れないと思います。


こんな感じの見晴らし。雑然としてる感じが星のやと違いますかね?

で、散策してたらですねえ、

結構天気がよくなってきたんですよ。そうすると暑いじゃないですか。


というわけで、パーラー発見。


オリオンビールと


マンゴーパフェ。大変美味しゅうございました。

そんな感じの竹富島散策でした。


次回は食べ物編ですかね。


竹富島の浜辺

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せっかく遠くまで来たのですから、ホテルに籠もっていてももったいない。というわけで、島の探索に出かけました。天気予報は雨時々曇りという感じでしたが、予報よりも少し天気が良さそうだったので、自転車で出かけてみることに(レンタサイクルは無料)。島内には一応、乗り合いタクシーというかバスのようなものはあるのですが、自分のペースで好きなところに行かれないので、やはり自転車が一番。

とはいっても普段自転車乗らないんですよね。前に乗ったのは確か15年前、夫婦で軽井沢をサイクリングして以来じゃないかなあ。ホテルの前の道、デコボコの未舗装道路なので、結構ハンドル取られるんですよ。私はいいけど、ツマは初めのうち結構おっかなびっくりで、大変でした。二人で並んで走りたくても、危ないから近寄って来んなとか言われる始末で(笑


天気はこんな感じ。雲間から太陽がのぞくことも多かったけど、大きな積乱雲におおわれることも。でも、なぜか全く降られずに一日過ごせたので、これって日頃の行いが良かったということなのかなあと思ったりw


まず、はじめに訪れたのはカイジ浜。


遊泳禁止なので、こうやって写真撮るくらいしかできないのですが、この砂浜には星砂が混じっているということで、

みんなして、まあこんな感じ。みんなしゃがんで砂浜を見つめている暗〜い感じのビーチ(笑


星砂だけじゃなくてヤドカリがいっぱいいるんですよ。いろんな色の貝殻をしょっていて、結構面白かったです。


次に訪れたのはコンドイ浜。


ここは唯一遊泳可能なので、大人気。シャワーとかの設備もあるしね。


遠浅の海。その向こう、少し離れたところに中州というか島というか、砂浜の延長みたいなものがある

ので、必然的にみんなそこをめざす。泳ぐには浅すぎる、服のまま歩いてわたるには深すぎる、絶妙な深さ(笑。ワンピースやスカートで渡り始めた人は、ぎりぎりまで裾をたくし上げながら歩いていて、なかなかセクシーでした(笑

渡った先は綺麗でしたねえ。空と海の広さを感じられる素晴らしい場所でした。

こっちは晴れていたけれど、島の内部の方は土砂降りだったようです。


クラゲはまったくいなかったけど、ナマコが結構いました。


次は西桟橋。


この先に夕日が沈むと綺麗なんだそうで。ええ、もちろん見られませんでしたよ。


竹富島にはもう一つ浜辺があります。星のやの見晴台のすぐ裏、歩いて2,3分のところにあるアイヤル浜。集落から離れているので普通の観光客は滅多に来ない、人出の少ない浜辺です。私が行った時も誰もいませんでした。


エメラルドグリーンの綺麗な海。潮が速いので遊泳禁止だそうで。台風の影響でいろいろ打ち上がっちゃっていて、本来の美しさじゃないんでしょうけど、この浜辺が貸し切りというのはいいですよね。と思ったら遠くに誰か寝てるな・・・


浜辺はサンゴのかけらでいっぱい。


一人で満喫していたら、星のやから来たとおぼしき家族連れ。

そんな感じで、竹富島の浜辺はどこもとてもいい感じです。天気がいい時にもう一回行きたいなあ。


次回は竹富の集落を訪ねます

星のや 竹富島

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というわけで、船に揺られて着いた先は、

竹富島。今回の滞在先は1年前に開業した『星のや 竹富島』

港にホテルから送迎車が来ているので、それに乗るとホテルのレセプションまで直行。さすが星のやだ、と思いきや、竹富島には公共交通サービスがほとんどないので、だいたいみんな何かしらの送迎マイクロバスに乗って港をあとにします。


小さな門をくぐった先に小さなレセプション。


敷地内は竹富島の街中を模した作りになっていて、


客室もすべて竹富島様式の一軒家。建物の入り口、門を入った正面に小さな壁があって、その壁を回り込むと、


平屋作りの客室。


客室内でお菓子をいただきながらチェックイン。


お昼寝用ベッドがあって、奥の部屋がホンモノの寝室。


居間とつながった開放的な浴室。シャワーブースは別にあります。


お風呂側から見るとこんな感じ。部屋との間には一応間仕切りもあるみたいだけど、間仕切り使ってないから知らない。風呂は外を見ながら入らないとw


お茶などは当然無料。PETボトルのお水も無料。だけど、アルコールなど有料のものは当然高級ホテル価格。思うんだけど、ソフトドリンクとかビールくらいまでは冷蔵庫内無料にすればいいのに。追加分から金を取るとか。宿代高いんだからそれくらいできるだろうに。


塀が低いので、部屋からは塀越しにあたりの様子を見ることができます。塀の高さや石の積み方まですべて竹富島の規則で決まっているそうです。


敷地内にプールは一箇所。広いわけでもないし、特に楽しめる工夫があるわけでもない、なんの変哲もないプール。でも、周囲にゆっくり横になれるスペースがたくさんあるので、お昼寝にはぴったりでしょう。まあ、プールで遊ぶのが目的で星のやに来るお客さんもいないと思いますが。


ん?奥の方に高台が見えるぞ。行ってみよう。


歩くこと数分。見晴台の下に到着。高いところがあると登りたくなるよね。


なんというか、同じ色と形の建物が並んでると新興住宅街みたいだね。まあ、実際、竹富島様式の建物を一気に建てたので、一種の新興住宅街であるのは間違いないんだけど。まあでも、東南アジアとかのヴィラ形式のリゾートホテルって、どこもそんな感じですよね。数年経って石垣塀が風化して色合いが変わってきたら町並みも落ちついてくるのかもしれませんね。


自由には入れるラウンジにはくつろげるデイベッドやiMacなんかがあって、


一応、本もあります。CDもあります。どちらも数は軽井沢よりもかなり少ないので、あんまり期待しない方がいいでしょう。


昼間は無料でところてんが振る舞われたり、


夜は焼酎バーとしても楽しめます。


飲み比べセットとかあると、試したくなりますよね。


で、夜が来た!


なんと、プールは24時間入れます!夜、泳いでる人、見たことないけど。


部屋に戻る途中、路地から部屋を見るとこんな感じ。ロールカーテンを降ろさないと結構丸見えですね。まあ、見られて減るもんじゃないですけどね(なに? そんな感じで竹富の夜が更けていくのでした。


全体として、サービスはほぼ軽井沢の星のやと同等。それもそのはずで、従業員の多くは現地採用ではなく、軽井沢から移ってきた人も多いようです。にこやかで親しげではあるけれど、むやみに話しかけてくることもなく、控えめな接客。なにもしない休日をのんびり楽しむことができるように思います。無線LANは来ていますが、宿の中にはテレビなどエンターテインメントなものはあまりなく、プライベートビーチもありません。もちろん子連れで楽しむワイワイ過ごす家族もいますが、夫婦水入らずでのんびりする方が似合っている気がします。え?奥さん以外の女性と?そ、想像しただけでドキドキしてきた!今度一緒に行きまs (ry


次回に続く。


石垣島に行ってきました。

今年の夏休みはみんなより遅れて、8月の末に取ることになりました。土日入れて4日しか休めないので、遠くに行くのは無理。だけどツマは外国っぽいリゾートっぽいところがいいというので、沖縄の離島に行くことにしました。新空港ができてANAが羽田から直行便を飛ばし始めた石垣島に行こう、ということになりました。

沖縄本島には仕事で2回、観光で1回行ったことがありますが、八重山諸島は初めて。綺麗な海と南国の空を楽しみにしていました。が・・・旅行初日の朝に台風が石垣島のすぐ脇を通過。台風に向かって飛べ!という感じの旅に。日頃の行いですかね orz…

もしかしたら飛ばないかもと思った ANA91便 羽田発、石垣行きも無事離陸して、

眼下に富士山を眺めつつ、日本列島に沿って南へ。


途中雲が結構多かったのですが、

沖縄本島近くはほぼ快晴と行っていいくらいの晴天。ああ、ここで降ろしてくれ〜と思いましたよ。行き先、沖縄本島にすればよかったよ・・・

で、いよいよ八重山諸島に向かうと、大きな雲の塊が。その中に突っ込んでいくのはかなりの迫力でしたが、着陸間近でデジカメが使えないので、写真はなし。だれだよ、意味のない不粋な規則作ったやつは。ちなみに、着陸直前に見える石垣島の海岸線はとても綺麗です。是非窓際の席を取って見てください。肝心の着陸はというと、着陸の直前に少し揺れた程度でいつもと大差ありませんでした。身構えていただけになんだか拍子抜けした感じでした。

できたばかりの綺麗な空港ロビーを抜けて、ホテルへ移動。新空港は街中からかなり離れているので、交通の便はかなり不便。バス、タクシー、レンタカーが主な交通手段。石垣にずっといるならレンタカーが一番ですが、1日しかいないので今回はパス。となるとバスが王道ですが、時間がかかりそうなので、タクシーにしました。石垣島はタクシーが安いんですよね。街中まで3,000円しないで行かれると思います。近道をするので所要時間はバスよりずっと短いです。あと、ここだけの話ですが、40kmの道路を60-70kmで走るので、思ったよりも早くつきます(笑


サトウキビ畑の向こうに空港管制塔。石垣島の農地は、大半が牧草地で残りがサトウキビという感じでした。到着時の天候は強風+小雨。今回の台風は石垣から少しそれたようで、被害はほとんど無かったと言っていました。その前の台風が直撃したときにはクルマがひっくり返ったり、大変だったそうで。

そんなこんなでホテル到着。

オーシャンビューなのですが、ベランダに出てみると、ネットが張られてる。外から飛んできたもので窓ガラスを割らないためらしいです。なるほど・・・

海のレジャーだけでなく、屋外プールも使用禁止で、屋内プールは子供たちで一杯でした。

翌日、相変わらず風が強く天気が悪いので、プールはあきらめて、市街地を散策することにしました。

そんなこんなで、短い石垣島滞在は終了。昼食後、離島フェリーターミナルから島を後にしたのでした。いや、この船便も昨日は全便欠航だったんだよね。なんか、ぎりぎりのところで旅ができてる感じ。


乗ったのは、小型の高速船。嵐の中だったけど、ほとんど揺れず。あ、いちど空を飛んで着水したショックは味わったけど。


船の中から見た石垣島最後の景色。こんなところにも東横インあるのかよ!

というわけで、次回に続く。


大阪、お好み焼きの旅

先週、大阪に行ってきました。大阪は案外行く機会が少なく、市内に宿泊するのはこれが3回目。梅田以南に滞在したのは初めてでした。日本の大都市はどこでもそれなりに土地勘があって、迷子になることはないのですが、大阪だけは駅名を聞いてもどこなのか全然わかりません。今回は上本町に宿泊したのですが、それなりに賑やかな繁華街なのに、そういう駅があることすら今回行くまで知りませんでした。

さて、行きの新幹線の楽しみは車内で食べる駅弁。東京駅はあらゆる種類の駅弁が売られていて楽しいですよね。グランスタ、ノースコートやセントラルストリートの弁当屋、それから大丸の地下にもいろいろな弁当がありますよね。どれにするのか考えてるときが一番楽しいのかもしれません。

で、選んだのは、

東京の老舗が作った東京弁当。


新幹線中央改札の正面で売ってる一番オーソドックスな弁当(笑

奇をてらっていない、正統派が食べたかったんですよね。どのおかずも期待したとおりの味がするので安心して食べられます。唯一の難点は値段で、1,000円くらいまで値段が下がればオススメの弁当になるのですが、現実はその1.5倍なので・・・ それにしても弁当食べながらビールが飲めないとつらいですね。


さて、大阪ってどこに行けばいいんですかね。名所って道頓堀しか思いつきません。

このポーズで記念写真撮ってる人がいたら写真撮ろうと思ったのに、全く見当たらず。中国人観光客と客引きのお姉さん多すぎ。うざい。


いかにも大阪って感じだ(書いてあるからね


くいだおれ太郎にも会えたよ。いまだに大人気でした。


路地があると写真撮りたくなるのはなぜなんだぜ?


道頓堀川。ちょっと離れるだけで人通りが全くなくなるんですね。

さて、大阪の名物ってなんですかね。やっぱ、お好み焼きですよね。というわけで、有名店ではない、普通のお好み焼き屋さんに入ってみました。

このメニューの感じ、いいですよねえ。馬鹿うま、グルメの味、セレブ・・・


オーソドックスにミックス焼きとネギ焼きっぽい何かを頼んでみました。ソースの味って男のコだよな…

別の日の夕食。普通のお好み焼きではなく、せち焼きにチャレンジしてみました。せち焼きは一言で言えば卵で固めた焼きそば。今まで食べたことありませんでした。

作り方は、まず焼きそば焼いて

ソースで味付けしたら生卵落として

よく混ぜてから形にまとめて

ソースとマヨネーズと鰹節と青のり散らしてできあがり。

上だけじゃなくて中の麺までしっかり味がついてるから味が濃いので、ビールがすすむというか、のどが渇くというか・・・

この店は他にも普通のお好み焼きや広島焼きなんかもあって、意外に広島焼きを頼んでいるお客さんが多かったですね。


翌日のお昼。洋食系の店に入って今日はお好み焼きじゃないぞと思ったら、お好み焼き風オムライス頼んじゃいました(笑

写真撮っていませんが、それ以外にもお好み焼きを2回、あとたこ焼きも堪能しました。なんか1年分に相当するくらい食べた感じ(笑。というわけで、ソース味を満喫した大阪滞在でした。次回はもう少し真っ当なものを食べたいと思います(笑


夏の日のSEL20F28

NEX-6にSEL20F28 (E 20mm F2.8) をつけて試しに少し撮ってみました。レビュー記事というわけではないので、どの写真も、若干のトリミングを含め、Apertureでいじっています。夏はやっぱりコントラスト高めが好きです。


まずは、別宅からクルマで45分。出張帰りにちょっと立ち寄った公園。

オランダ風車。といっても風の力ではなく、電気か何かの力で回ってました。


夏ですね〜〜日差しを遮るものがなくて暑いことといったらもう・・・こういう広い場所を撮るにはやはり広角レンズが必要ですよね。青空になんかぽつぽつ点が見えますけど、どこかにホコリでもつきましたかね…(号泣


逆に狭いところで大きな被写体を写すにも広角レンズは必要です。

別宅近所の風景。狭い道の反対側から建物全部を撮るのにちょうどいい画角ですね。


手ぶれ補正がついていないということで、夜景は少し不安だったのですが、

夜の田舎町でも街灯があれば、手持ちノーフラッシュで充分撮れますね(ISO3200, 1/20秒)。これ以上暗くて心配ならば手持ち夜景モードにすればいいわけだし。広角なら案外手ぶれ補正なしでもいけるのかも。


最短撮影距離がそれなりに短いので、風景だけでなく被写体に近づいてモノを撮るのにも結構使えます。

通勤経路にキウイ棚を発見。ずいぶん実が大きくなっています。もうしばらくしたら食べられそう・・・

当たり前ですが、いろいろ普通に使えそうです。AFが思ったより速くて迷わない気がします。周辺部のゆがみも気にならないですし、これといった欠点はないような気がします。さて、このレンズを持って、この夏どこかに出かけてみたいですね!(もうすぐ8月終わるよ〜

ハト派の集い


代表者近影


先日、横浜中華街まで鳩を食べにいってきました。中華街は先月も来た気がします。どんだけ中華好きなのでしょうか。しかし、職場から中華街の遠いことといったらもう・・・とはいえ湘南新宿ラインができたおかげで、乗換え1回で横浜までつくというのはすごいことですよね。中華街にたどり着くには、いままでは石川町から歩いたものですが、いまは近くに駅ができたので便利になりましたよね(いつの話だw


元町・中華街駅。そういえばこの駅に来るの今回が始めてですね。


お店の予約時間まで少し時間があったので、山下公園をふらふら。ベンチはすべてカップルで埋め尽くされ、歩いているのもカップルばかり。この暑いのに手をつないだり腕組んでるのは合理的な判断とは思えない。こいつら暑さを感じないのか?と男ひとりで愚痴っていてもしょうがないので、中華街へ。


この門を見ると中華街に来たっていう気持ちになりますよね。


本日のお店。メインストリートからちょっと脇道に入ったこぢんまりしたお店です。


まずは前菜3種盛り。クラゲと叉焼と蒸し鶏。どのお店に行ってもだいたいこれ頼んでますね。すぐ出てくるし、ビールに合いますよね。


上海蟹焼売。焼売は焼いてないのになんで焼くっていう字が入るの?


水餃子。ピリ辛の醤をつけて食べるのもまたよし。


そしてメインの鳩。よく揚がってます。身が少ないです。鶏よりも肉の味はずっと濃厚ですね。うん、分かったって感じ(笑

というわけで上司Kを中心に、なにか強い物足りなさを感じ、思い切って頼んだのがこちら。

上海蟹の紹興酒漬け。晩秋が旬の上海蟹がなぜ?と思ったのですが、この店ではもう上海蟹があるようです。旬ではないので、身の入りとか味噌の入り具合が全然なので、メインの蒸し蟹はメニューになく、珍味である紹興酒漬けのみがメニューにありました。

紹興酒漬けは私が上海蟹料理の中で一番好きなメニューなので、意外な出会いを満喫できました。味付けはいつも行く店よりもやや甘みが控えめでまさにオトナの味でした。頼んでよかったなあ(鳩の会から蟹の会にすっかり変わっていましたw


締めは混ぜそばとレタスチャーハン(写真忘れた)


お店の味としてはまあ普通に美味しかったのではないでしょうか。中華街らしかったような気がします。この店にまた行くかといわれたらよくわかりませんが、鳩の2回戦はないなというのが共通の見解だったのではないでしょうか(笑


夏のお祭り

先週末、地元のお祭りがありました。普段閑散としている街がこのときばかりは人であふれかえります。こんなに若い人が住んでいたのかと驚くほどです。お祭りは職場と別宅の間でやっているので、仕事が終わって家に帰るには、お祭りを抜ける必要があります。というわけで、ラピュタが始まるまでに家にたどり着くために、人混みをぬうように歩きながら、少しだけ写真を撮ってみました。

が、これが難しい。今までずっと動かないものの写真ばかり撮っていたのですが、ものすごい密度で人が動き回っている様子を撮るのは本当に難しいですね。おっ、と思う被写体を見つけても次の瞬間には見失っている感じですから、まず被写体が定まりません。もしターゲットが決まったとしても、本人が動いてしまう上にまわりから人がどんどん来ますから、構図とか考えてる場合じゃないですね。あと、オートフォーカスが合いません。いや、合ってるかどうかの確認ができません。撮れたかなと思ってあとで見たら隣の人に合焦していたとか、そんなのばかりでした。いやあ、厳しいですね。自分、全然写真うまくなっていないことを改めて実感しました。あと、提灯の明かりが赤すぎて、現像もどうしていいか全然わかりません(涙

ちなみに、写真撮ってる人はたくさんいましたが、8割がケータイで残りは大型の一眼レフ。コンデジとかミラーレスはほとんど見かけませんでした。お手軽か本気か人生には2種類しかないようです。白レンズつけてる人も何人か見かけましたが、なに撮ってたんでしょうか・・・

KITTEに行ってきました

そろそろブームも落ち着いたかと思って、先日KITTEに行ってきました。

猛暑日だったので、外に出たくない。ということで、東京駅から地下経由で。

地下でつながってるっていいですよね。


「ドキッテシタイ」ってダジャレかよ!


中は大きな吹き抜けになってるのか〜「ウリキッテ ナツセール」ってまたダジャレかよ!

中に入っている店舗は結構おしゃれな感じの店が多く、特に雑貨系はなかなかよさそう。人が少なくなったらゆっくり見に来てもいいなあ。丸ビル、新丸ビル、KITTEで休日のウインドーショッピング、結構楽しめるんじゃないかなあ。丸の内も昔に比べてずいぶん変わりましたね。

その後、有名な屋上テラスへ。


東京駅ビュー。似たような写真をこれまで何度見たことか(笑


こういう写真もよく見ますよね。


でもね、鉄分のある人間にはこっちの方が!


しか〜し、この日は灼熱の猛暑日。1分間外にいたら死にそうになったので、急いで屋内へ。秋になったらまた来ようかな。写真撮るなら昼間よりも夜の方がずっと綺麗なんだろうなあ。


地下は全国各地から出店してる食品街なのですが、どのお店も結構賑わっていました。この地下街を抜けるとTOKIAにつながっているんですよね。今までは地上経由じゃないと行かれなかったので、これって結構便利ですよね。丸の内の全部のビルが地下でつながるようになるといいなあ。

好きな写真

前回の自分が撮りたい写真の話からだいぶ時間があいてしまいましたが、今回は自分が見て、いいなあという写真のお話。前々回にも書きましたが、東京カメラ部しょういちさんの活躍のおかげで、この1年が自分史上最も多くの写真を見た1年間だったことは間違いありません。そのせいか、写真を見る目がほんの少しだけ変わった気がします。というわけで本日は、普段よく目にしている写真をフォトグラファーごとにご紹介。どんな写真を撮って、どう現像して、どの写真を公開するのか。そんなことを考えながらゆっくり見ていると結構楽しいものですね。自分では撮らないor撮れない写真ばかりなので、自分と比較することなく、気楽に見ることができるのがいいのかなと思います。

私の知力、体力、時の運の関係でご紹介できなかった皆様、ゴメンナサイ。あと、ブログ副題通り、「意見には個人差があります」ということで、私の感想が的外れで不愉快なものであっても、怒らずに見捨てずにやんわりとご指導いただければ大変ありがたく思います。


まずはco1さん。この人はとにかく別格です。私が普段目にするどんな写真よりも好きです。真っ黒い中から浮き出る存在感。その場の雰囲気、臨場感、吸い込まれていくような錯覚をおぼえます。想像力をかき立てる写真ばかりですよね(注:2割くらいの写真は撮影者の意図がよくわかっていませんw)。代表作である動物のシリーズもよいのですが、個人的には人物写真が出色だと思います。Kinako Kocteauさんをモデルにした作品が特に好きかなあ。ものすごい存在感ですよね。あと、女性が振り返った時に風で髪が舞い上がってる写真がありまして、個人的にはものすごく好きでした。でも、諸般の事情でしょうか、いまはflickrには上がっていないようで、ちょっと残念です(画像検索すると見つかりますね)。お仕事お忙しいようで、心をすり減らして生きていらっしゃるようですが、これからもたくさんの作品を拝見したいと思っています。がんばってください。応援しています。(そんな抽象的な言葉だけの応援なんてなんの役にも立たないから要らないって?まあ、そう言わないで。台湾、楽しみですね!


次は昔から写真を拝見していた方々からご紹介。黒光りする三連星、最初はクマデジさん。ブツ撮りから風景、大型建築物からポートレイト、なんでも撮る、奇をてらわず基本に忠実、素直で安心の感のある写真。クリアでシャープでなにを撮りたいのかがわかりやすい。いつどこに遊びに行ったのか、どのイベントに参加したのか、なにを買ったのか。日記写真というのはこう撮るんだなあと思います。昨夏の某食事会の帰りにお撮りになった某非公開設定写真など眺めつつ、あの頃は楽しかったなあと涙がにじむ今日この頃でございます。

次はBさん。ブログで公開されているのは、散歩した公園の風景、イベントやオフ会などの写真が多く、日記的な写真が多いのですが、構図をしっかり考えながら撮っている写真が多くて結構好きです。露出はややアンダー気味で発色も穏やか。自分では撮らない感じの色合いです。緑の多い風景や野鳥が好きなのがちょっと意外でした。もっと都会的なものが好きそうなイメージだったので。最近挑戦されている広角写真が楽しみです。

そしてサイカ先生。前のおふたりとは逆で、普通の写真はアップしない、必ず何らかの工夫をした写真を撮ることを心がけているところが楽しいです。サービス精神というのでしょうか。教わったことは多いような気がします、ほとんど身についていないのが残念ですがw。ただ、最近はお忙しいのとメインが完全に動画にシフトしてしまったので、レビューのためのブツ撮り以外の写真が少なくて残念です。また雰囲気やシズル感のあるお写真をたくさん見たいなあと思っています。ちょうど評価用のレンズとカメラをゲットされたようですし、サイカ先生ならではの写真を楽しみにしています。


モノフェローズつながりでいうと、のぽりんさんの写真も結構好きです。モノフェの女性はわりと男らしい(笑)かっちりした写真を撮る人が多く、のぽりんさんも例外ではありません。が、おっさんたちの撮った写真に比べると明らかに優しさとか柔らかさが出ているんですよね。特に別サイトにアップしている写真はなかなかいいですよね。自分で撮らないせいか、こういう写真結構好きです。私の知り合いで唯一の女子っぽいカメラ女子ですね。


私のTLでカメラ女子といえば紗々さんじゃないか。と言われそうですが、紗々さんはいわゆるカメラ女子っぽい写真は撮りません。気合いが違います。紗々さんと言えば世界的ダンボー写真家として有名ですが(笑、ダンボーと背景をあわせた構図の良さだけでなく、ダンボーとまわりの状況から物語が生まれているように感じられるのがいいなあと思っています。写真によってダンボーの表情が違うような気さえしますよね?(いいすぎですねw。このあたりがダンボーへの愛なのかなあと思います。

ダンボーのいない作品はいまいちかというとそんなことはなく、巨大建築物などの大きく伸びる曲線、鮮やかで綺麗な色など、紗々さんがどんなものが好きなのかが伝わってくる写真がたくさんあって、なかなか楽しいです。個人的にはこういう写真が好きかな。悲しいことに紗々さんとは性格とかものの好みとかほとんど一致しないのですが、撮りたい写真は結構似てるのかもしれないと思うことがあります。

紗々さんのホンキ撮影姿は見たことがないのですが、こんな感じのようです。しゃがむのはかまわないですけど、アイドルなんですからもう少しかわいくしゃがんで下さいよ…(泣。そんなこんなの紗々さんですが、ついにメリル三兄弟を手に入れたようです。これからの作品がますます楽しみですね。(5R大丈夫かな…


モノフェ以外の方だとAtsushi Hayakawaさんの写真が圧倒的に好きです。景色のいいところに出かけていって、王道の写真をこれでもかっていうくらいがっつり撮ってくるのです。ハワイや沖縄のような南国から雪に閉ざされた北海道まで、写真のためならどこまでも出かけて行く行動力と粘り強い撮影。我が別宅からクルマで1時間くらいのへんぴな山里にもいらしたことがあって、素敵な写真をお撮りになっています。うちの近所にはろくな場所がないとか言ってた自分が恥ずかしくなりますね。モニュメントバレーも写真見てると行きたくなりますよね… 

というわけで、私が撮ってみたいような写真を私よりずっと上手に撮ってしまうので本当に困ります。同じ場所に行って、真似したような写真を撮るのは恥ずかしすぎるので、早川さんが行かない場所を探して旅行したいと思います(笑。


東京カメラ部あるいはしょういちさんの交友関係で知った、面識のない方々の写真というのも結構興味深いものがあります。挨拶ひとつしたことがない方々ですが、今日は2名の方をご紹介。まず、Yuga Kuritaさん。ネコから風景まで様々な写真をお撮りになっていますが、私が好きなのはここにあるような風景写真。中でも東京の夜の遠景は綺麗だなあと思います。シャープさと幻想的な感じのバランスがいいように思います。

そしてもうおひとりは、桶田雅威さん。とても意欲的で楽しい方のようです。いろいろなタイプの写真に挑戦されていて、どれも結構面白いのですが、一番好きなのはなんといってもポートレイト。それもあんまり演出に凝ってない写真(ゴメンナサイ)。もっとはっきり言うと、氏のお嬢様を写した写真がすごくいいのです。それはおまえが単にロ(自粛)ンなだけだろというご指摘は聞かなかったことにして、これだけ素の表情を撮れるというのは本当に素晴らしいことだと思います。お嬢様方はそろそろ多感な年齢、パパキライに悩まされるお父様も多いと聞きますが、氏のご家族の仲の良さは本当に素晴らしいと思います。


さて、最後は敬愛するしょういちさん。紗々さんの専属カメラマンとして有名ですよね(違。今や、しょういちさんのカメラを通さずには紗々さんのお姿を拝見することはなかなかできないので、その点で大変貴重なカメラマンさんです←そこかよ。なのに、しょういちさんは紗々さんのかわいらしさを前面に出しただけの写真は撮らないので、もう、そこが不満で不満で、しかたありません(笑。

まあ、冗談はこれくらいにしておきまして、本題ですが、この半年で見た写真で一番多いのはしょういちさんの写真です。ほぼ毎日何らかの新作を見たような気がします。以前、ちょっとだけ書かせていただいたように、撮った写真に対する解説が載っているのがとても楽しかったのですが、最近は方針転換されたようで、ちょっぴり残念ですが仕方ないですかね。

昨冬しょういちさんがお撮りになった写真についての評判といえば「アスカはもう飽きた(笑」でしょうかw。わりと早いうちからそれっぽいことを耳にしまして、そんなこというやつは紗々ファン失格だぜと思ったものですが、私も半分くらいで飽きました(ぉ。まあ、NERV本部と工場夜景と窓枠に座ってる3枚あればいいのではないでしょうか(笑。

アスカが無事終了して、いま飽きてるのは夜景ポートレイト(ぉ。しょういちさんにとっていま一番興味がある課題のようで、スケジュールの都合がつく限り新作に挑んでいるようです。作品というよりも、実験、研究、習作という感じでしょうか。モデルさんへのライティングにアイディアがあって試行錯誤しているようです。幻想的な色合いの夜景の前にライティングを工夫したモデルさんが立っている構図。その印象的な写真にはたくさんのいいね!とコメントがついています。国際的にファンが多いようですね。私は夜景もポートレイトも好きなのですが、どうも1+1が2より大きくなっているのかよくわかりません。ついでにいうと雨や水しぶきにフラッシュ当ててさらに派手にする演出もかなり評判がいいのですが、個人的にはかなりtoo muchな印象です(意見には個人差があります)。なんでだろう…多分印象的すぎるフラッシュがそもそもあまり好きではないんだと思います。まあ、明日には感想が変わっている可能性も有りますので、あまりホンキにしないでいただきたいですが、要するに毎日のように見続けた結果おなかいっぱいになってきたという話です。

お忙しいお仕事の合間を見つけて、いろいろな写真に取り組んでいるのは本当に素晴らしいと思います。ファンも多く、巨匠からも注目されているしょういちさん。この後どんな作品をお撮りになるのか、これからも興味を持って応援していきたいと思います。


さて、東京カメラ部では本当にたくさんの写真を見ることができます。事務局にシェアされた写真だけでなく、投稿された全写真を見ることもできます。なかなか面白いですよね。事務局のセレクション作業は相当大変だと思いますが、でも楽しいつらさなのではないかと想像しています。犬猫+meの写真は、ナチュラルで、見ていると笑顔がこぼれる写真が多いですけど、本家の方は最近ますます気合いが入ってきてますよね。まるで私が撮りそうなフツーな写真が投稿されることもたまにはありますが、いかにもプロっぽいセンスのいい写真も結構ありますね。そんな中で、いいね!を集めているのはやはり幻想的な色合いの派手な風景写真。見た瞬間うわあと声が出そうになるすごさです。実際、10選に選ばれたのも絵画的美しさを持った風景写真が多かったですよね。


ただ、派手な写真を見ていると違和感を感じることがあります。ちょうど、クリスチャンラッセンの絵を見せられて「どうですか、素晴らしい絵でしょう?」と問われて答えに窮している時のむずむずした感じというのでしょうか。なにか違うのではないか、私が写真に求めている美しさはこれではない、というような気がするのです。本来派手な写真は好きなはずなのですが、程度の問題というか、ちょっとでもやり過ぎると急にげんなりしちゃいませんか?私のような素人が意味もわからず色のおかしい写真をブログにアップしちゃうのは、恥ずかしいというか微笑ましい感じで済む気もするのですが、せっかくの美しい作品ならば行き過ぎないように気をつけた方がいいのになあと思います。

写真のデジタル化とセンサーの高感度化で撮れる写真の範囲が大幅に広がりました。そして誰でもパソコンで画像の加工ができるようになりました。できることが広がったせいで、技術さえマスターすればどんな写真でも作れるようになりました。だからこそ本当に綺麗な写真を作り上げるにはそれなりのセンスが必要なのだと感じます。

撮る側だけでなく見る側も変わりました。紙ではなくディスプレイで見るのが基本ですから、写真は光を見る時代になりました。また、写真展に出かけたり写真集を買ってきてゆっくり見るのではなく、ネットから洪水のように流れてくる写真を瞬間的に消費するようになったのです。メールの返事を書きながらTwをチラ見しつつFbで流れてきた写真にいいね!するとか、失礼極まりないですよね。そんな時代ならインパクト重視の写真に人気が集中するのは当然なのかもしれません。

時代によって好まれる写真は変わります。新しい表現が出てきては流れ去っていくのだと思います。古い感性で批判的に見るのではなく、いろいろな作風を楽しめるように自分を仕向けていくことも大切なのかなと思います。


ああ、なんか、急に自分が年寄りになった気がしてきたよ〜(笑