この日のお昼はco1さんオススメのフレンチ Restaurant La table au japon へ。
@roku17 ちなみにごはんのおすすめは [1]福松(教えたくない) [2]La table au japon(五条) [3]ブション(安い) [4]はしたて(京都駅、便利) [5]ブラン・ピエール(丸太町) [7]エフィッシュ(五条のカフェ) [8]イカリヤ食堂(四条)です。
— co1 (@co1) February 18, 2013
関東人にとって、京都は京料理、おばんざい、湯豆腐、湯葉と生麩、にしん蕎麦、棒鱈などとにかく和食の街というイメージ。これまで京都では和食以外食べたことありませんでした。でも、地元の人は普通にいろいろな料理を食べているわけで、これだけ大きな街ですから、確かにおいしい西洋料理店があってもおかしくないわけで。
場所は京都を代表する繁華街、四条河原町から南に数分下ったところで、交通の便が極端に悪いわけではないんだけど、まわりに観光施設がないので、観光客は滅多に通らない場所。
古い家の2階というか屋根裏を改装して作ったお店。おいしい料理が出てくるとはちょっと思いにくい外観。知らなかったら絶対に入らないお店だなあ。左脇の狭い階段を上っていくと、頭を天井の梁にぶつけそうになる空間が待ち受けている。
狭いけれどの雰囲気はよく、とても落ち着ける空間。外から見たのではわからない、こぎれいなレストラン。ランチメニューはデザートとコーヒーまでついて2,100円と3,780円の2種類。今回は滅多に来ないので奮発して高い方。
仔鴨とフォアグラのバロティーヌ
丹波鶏、フォアグラ、ハモンセラーノのテリーヌ
十穀米、ジロール茸、松の実を詰めた大山鶏のロースト
オッソブッコのブレゼ
八角風味のクレームブリュレ
イチゴづくしのプティポ
食後のエスプレッソまで含めてとてもおいしいお食事でした。グランメゾンのように高額な食材をふんだんに使った料理とも違いますし、また逆に安価なビストロ料理とも違って一品一品にとても気を配って料理されていることがわかります。その料理が本来持つべき味というだけでなく、必ず香辛料やハーブなど、なんらかのアクセントが効いており、食べていて驚きがある、あるいはうれしくなる料理の連続でした。前菜からデザートまで、食べた6皿(2人分を2人でシェアしたのでw)すべてが本当においしかった。また行きたい、というか、もし生活圏にあったら毎週でも通いたくなる、そんな料理でした。
お店は私と同世代と思われるご夫婦が、ご主人がキッチン、奥様がフロアをそれぞれ担当する形で営まれています。少しお話をお伺いするチャンスがあったのですが、京都ではなく東側の出身というのがちょっと意外でした。最後はお二人そろって外まで出てお見送りしてくださいました。本当にお二人の優しさと気遣い、丁寧さがあふれるお店でした。ぜひ繁盛して欲しいなあと思います。