レストラン ひらまつ 広尾

ツマの誕生日に2年ぶりにひらまつに行きました。十年以上前から1年に1回か2年に1回くらいの頻度で細々と通っています。星付きのフランス料理屋というと、だいたいひらまつを選んでいる気がします。適度な高級感と安定したおいしさが魅力です。この日は直前でも予約が取れたので空いているのかと思ったら満席でした。高額店でも人気があるんですね。客層的には私と同年代のカップルと60歳代の女性グループが多かった印象。


デコポンとシャンパンのカクテル

 

アミューズ。なんだったか忘れたw

 

ポワロー葱。葱なのにこんなにおいしくなるんだねえとは思いますが、まあ葱です。葱なら下仁田だろうがと思ってしまいます(笑

 

ひらまつのスペシャリテ、フォアグラのキャベツ包み。ソテーしたフォアグラにトリュフのスライスをのせてちりめんキャベツで巻いたもの。はっきり言って超美味い。フォアグラは日本人にはちょっと脂っこくなりがち。それを大根と合わせるというの工夫も見られるけど、それだと水っぽくなりがち。これはそういうこともなく完成度の高い逸品。高いけどオススメです。

 

オマール海老のロースト。オマールの旨みが引き立っておいしいですね。

 

仔牛のロースト。柔らかく繊細な味の仔牛。おいしいんだけど、これがメインだと思うとインパクトが弱いですね。皿数が多いから軽めの食後感でということかもしれませんが、ちょっと物足りなかったかな。

 

チーズ。十種類くらいから好きなだけ選べるけど、今日はブリー、コンテ、エポワスの3種類をチョイス。隣のテーブル見たら「全部」って頼んでた(驚愕

 

チーズを頼むとナッツやドライフルーツがついてくるんだけど、これがどれもおいしくて。素煎りのナッツって本当においしいですよね。

 

デザートはホワイトチョコレートと柑橘のアイスクリーム。おいしくいただきました。

 

小菓子は自分で好きな数だけ取れるスタイル。だからといってたくさん取りすぎちゃダメ。

 

食後のエスプレッソも美味いんだよなあ。

という感じのコースでした。今回は一品一品の分量が少なめで、夫婦ともに満腹すぎることなく食べることができました。年を取るとたくさん食べるのはきついですし、何しろ食べ終わったあと1時間かけて家に帰らないといけないですからね。その分の体力を残しておかないといけませんし。

ちなみにひらまつの近辺には外国人用スーパーのナショナルやワインのエノテカ本店、フランス風パン屋のブルディガラなんかもあって食事前に買い物も楽しめるのがいいですね。またいつか行きたいと思います。

築地おつぼ@銀座

一冬に一度は食べたいのがふぐ料理。でも関西や九州に比べると敷居が高いので、実際は毎年行ってるわけじゃなかったり。去年は行かなかった気も… 数年前にはふぐを食べるためだけに大分県臼杵市まで出かけていったことがありますが、あれは絶品だったなあ(遠い目

東京で食べるときに一番よく行く店が東銀座のおつぼ。寿司割烹としても営業していますが、この時期はふぐ料理店として利用する人が多そう。寿司カウンターを除いて全席個室なのも落ちついていいのですが、この店最大の魅力は土日だと安くなるところ(笑。以前は確か15,000円のコースが10,000円になったような気がするのですが、今回でかけてみたら10,000円のコースが8,000円になるということで、支出額は下がりましたが、お得度がダウン。料理のグレードもダウン。というわけで、満足度の点ではいまいちでした。てっさとか飽きるほど食べたかったのになあ。

 

まずはビールから。外は寒くてもビールは美味しいですよね。

 

定番、ふぐ皮の煮こごり。

 

す、すいません、これなんだっけ?(健忘症

 

てっさ。葉ネギを巻いて食べるのが美味しいですよね。ああ、もっと食べたかった。

 

コースとは別料金の白子焼き。ふぐ食べるなら絶対頼むべき一品。濃厚なクリームがとろける感じ、たまらないですね。

 

ふぐの唐揚げ。美味しかったけどもう1個くらいあってもよかったかなあ。あと、この日は少し薄味だったような…

 

途中からひれ酒にチェンジ。なんでひれ酒ってアルコールに火をつけるデモンストレーション付きなんだろう…

 

そしててっちり。具は写真のふぐにお野菜と豆腐と春雨。

 

締めはもちろん雑炊。うまかった。コースが物足りない感じだったので、いつもなら残してしまう雑炊も完食でした。

 

デザートは杏仁豆腐に柚子のマーマレード。ツマは別に悪くないと言っていたけど、個人的にはいまいち…

 

というわけで、食べ過ぎで苦しくなることもなく、味も含めてそれなりに満足したのですが、感激するほどではなかったような。次回は違う店を探してもいいかなあ…(気が早い

ベットラ@池袋西武

先日、池袋西武に入っている、ラ・ベットラ・ダ・オチアイに行ってきました。銀座の大人気店の支店ですね。ベットラというと本格派イタリアンというよりはスパゲッティー屋さんですよね。一時期のように話題になることもめっきり無くなりましたが、わかりやすく誰にでも美味しく感じられる味付けで結構スキです。最近は土曜の夜とかに行ってもほとんど行列しなくなったので、うれしい限り。まあ、デパートの食堂でスパゲッティー食べるにしては、ちょっと値段的に割高だからなんでしょうね。

 

ツマと二人だと、カラフェ大がちょうどいい。飲みやすい白ワインですが、ちょっと値段的に割高かなあ。

 

温かい状態で出てくるフォカッチャが結構美味しいんですよね。

 

久しぶりだったので、前菜は盛り合わせを取ってみました。品数が多くていろいろ楽しめていいですよ。ビックリする何かが出てくるわけではないですが、前菜もちゃんと美味しいですよね。

 

ズワイガニと水菜とからすみのペペロンチーノ。美味しいんですよね。家にからすみがあまっているので、たまに作るのですが、味の決め手は美味しいカニを使うかどうかにありますね…

 

生ハムとアスパラとキノコのクリームソース。うまみたっぷりで美味しいです。スパゲティーだけじゃなくフェットチーネもいいですね。

 

デザートは定番のティラミスと、

 

ガトーショコラ。どちらも無難に美味しいのではないでしょうか。

とにかくこの店はハズレがないという印象です。まあ、自分が好きそうなものばかり頼んでいるせいかもしれませんが。値段的には割高感はありますが、池袋でパスタ食べるならここが一番かなと思います。

ちなみに、ここ目指してレストラン街までやってきたのに行列が長くて待ちきれない、というときにはお向かいのブラッスリー リオンもオススメ。いつでも入店できますし、ワインが進むメニューが結構美味しいです。

飄香@銀座三越

最近、本店が麻布十番に移ったという名店、中国菜老四川 飄香の銀座三越にある支店に行ってきました。銀座三越のレストラン街最上階は、なかなかよさそうな店が多くて、他にも行ってみたい店が何軒かあります。

 

デパートのレストラン街なので、それほどステキ度が高いわけじゃないですね。

 

内装も無難というか、まあ普通。

 

何はなくとも生ビール。お通しは甘く煮た大豆。八角の香りがしました。ビールのつまみというよりはお茶請け?

今回はコースではなくアラカルトで。

まず、前菜三種盛り

 

紅心大根とクラゲの酢の物。なんか、先日別のお店に行ったときも紅心大根とクラゲの組み合わせじゃなかったっけ?もしかしてはやってるのか?

 

名物よだれ鶏。棒々鶏に四川風の麻辣ソースがかかっている。辛すぎずうまい。うまいよ。

 

これ、なんだかわからないです。食べたことない食材・・・

 

海老と四川苦丁茶のさっぱり炒め。ほっとするおいしさ。一緒に炒められている白と緑の野菜はマコモダケかな。

 

和牛ほほ肉の四川スパイス煮込み。スパイシーなビーフシチュー。うまい。牛肉はとろとろで香りと味にアクセントがあって、これは美味。

 

油麦菜(A菜)の塩炒め。油麦菜は台湾でメジャーな青菜で、レタスやサンチュと同じキク科の植物。

 

締めは汁なし担々麺。辛すぎない上品な麻辣味。多くの人が美味しく食べられる程度の辛さだけど、四川っぽい雰囲気は充分出ていて美味しい。

 

杏仁豆腐。かなりさっぱり味。もう少しコクがあってもいいかも。

 

全体に四川料理としての雰囲気は充分に出しながらも辛すぎず、上品にまとまっているので、普通の日本人にとってはこれが一番おいしく感じられる本格的四川料理なのかなと思います。(栄児家庭料理とかさあ、すごく美味しいんだけど、だんだん苦行になってくるんだよね…)

そのうち、本店にも行ってみたいですね。

保田漁協直営食堂 ばんや

たまにはドライブでも行こうかという話になり、昨日、南房総に行ってきました。といってもうちのツマはお花摘みがしたいとかそういうタイプではなく、じゃあいちご狩りかというと、スーパーで売ってる高いやつの方が美味しいよね?というタイプなので、目的は主に海鮮。といっても高級料理ではなく、安くて新鮮で食べ応えがあるところに行きたい。ということで、昔から保田漁協直営の食堂「ばんや」に何度か行っていたのですが、今回は多分5年ぶりくらい。知らないうちにかなりメジャーになって、施設は巨大化して、キレイなホームページまであるし…なんか典型的なやばいパターンのような(笑

前回出かけたときは朝9時に家を出たら11時前に現地に着いてしまい、かなり時間をもてあましたのですが、今回も同じ時間に同じルートで出かけてみました。が、前回とは交通事情が全然違っており…5号線が竹橋まで渋滞していて1時間、その後湾岸線の有明からアクアラインの海ほたるまでずっと渋滞。とくに東海から浮島までは道路が閉鎖されたんじゃないかと思うほど全く動かず、羽田で飛行機でも見て家に帰りたい気分になりました orz…

ドライブ初心者はこういうときに機転が利かないのが致命的だよねえ。まあ、その分ゆっくりツマの話を聞いたり、音楽鑑賞したりできて良かったのではないでしょうか。往復でベートーヴェンの交響曲を7曲も聴いてしまいました。

というわけで予定時刻から大幅に遅れて到着。広い駐車場はいっぱい。ホームページには「待たずには入れるようになりました!」って書いてあるくせに1時間待ち。ああ、こういう店は出遅れちゃダメだよねえ。

メニューが電光掲示板に変わっており、売り切れたものにはちゃんと印がつく。っていうか、売り切れすぎだろ!というわけで売り切れてなかったものからいくつかとってみました。

 

刺身6点盛り。歯ごたえしっかり、身の厚みもしっかりで食べ応えがあるね。マグロ、ブリ、太刀魚、ヒラメ、イカ、金目鯛かなと思うけど、よくわからないです。

 

880円寿司。これも寿司ネタの厚みが違う。シャリとのバランスとかそういう問題じゃなくとにかく身が大きくて厚い。この日はブリが余っていたんですかね。3カン入っていたよ…

 

イナダの照り煮。こういうのは味付けの善し悪しが出るので、海の近くの方が美味しいとは限らないんだけど、まあいいんじゃないでしょうか。脂がのってて美味しくいただきました。

 

つみれ汁は定番メニュー。こういう素朴なやつがいいんですよ。

というわけで、頼んだものはどれも美味しくいただきました。長時間かけてわざわざ行くところでもない気もしますが、このあたりでお昼を食べようというときには悪くないのではないかと思います。(まあ、南房総に詳しそうなしょういちさんとかはもっといい店知っていそうですけどね

NEX-6とSEL50F18で撮る上海蟹

(前回の記事はこちら

 

冬の贅沢というといくつもあるけれど、個人的には上海蟹も欠かせない。身を食べるというよりは濃厚な味噌を食べるもので、この味は他ではなかなか味わえない。行く店も決まっていて、麻布十番の富麗華。確認してないけど、ミシュランの星がついているらしい。ここ、なにが良いって、かにの身や味噌をあらかじめ殻から外してくれるので、とても食べやすいんです(笑。上海蟹は小さいわりに殻が固い蟹なので、自分で解体するのは大変なんですよ。というわけで、この一点だけでも超オススメ。高いけどね(笑

というわけで、前回に引き続き、NEX-6に中望遠単焦点レンズSEL50F18(E 50mm F1.8 OSS)をつけて撮ってみました。今回は撮影したjpeg画像を少しレタッチ、トリミング、リサイズしています。

 

前菜盛り合わせ。奥から蒸しアワビ、ライチでマリネしたトマト、クラゲ、豚バラのロースト、金華豚チャーシュー。

 

生上海蟹の紹興酒漬け。超美味。つけ込み液の甘みと味噌の濃厚さがたまらない。これを食べるために行くようなものです。

 

フカヒレの姿煮込み。美味しいし、豪華だけど、今回はフカヒレ目当てじゃないので、もっと安い食材のスープにして値段安くして欲しかった(笑

 

北京ダック。一本だけお皿に置かれてるとなんかわびしい。芯にキュウリが入ってるんだけど、これが冷たいせいでダックの脂のじんわりした感じが失われていまいち。一応名物らしいのですが…

 

上海蟹の蒸し物は1人あたり雄雌1匹ずつ。自分で解体するのは大変だけど、この店ではお店の人がやってくれる。

 

これが今日のメインディッシュ、蒸した上海蟹のカニ味噌。右が雌、左が雄。味や風味は雄と雌で違って、雄の方がねっとり濃厚な食感。

 

足やツメ、その他の身は別皿に盛られてくるけど、まあ身はおまけみたいなもの。

 

上海蟹は身体を冷やすといわれているので、身体が温まる生姜湯がでる。これもなかなか美味しい(笑

 

季節の野菜はインゲンのXO醤炒め。

 

上海蟹肉入り雲呑。

 

上海蟹味噌あんかけチャーハン。

 

デザートはココナツミルクに果物。

 

おまけでお湯に沈んだゴマ団子。

という感じでおなかいっぱいになりました。これで1人あたりの金額がこのレンズが買えちゃいそうな感じなので、なかなか気軽に来られないのですが、この日もお店は満席でした。不景気とは無縁なんですね。…

店内は二胡と箏の生演奏が流れるおしゃれな空間で、落ちついて過ごせるお店ですが、高級店によくあるように店内がやたら暗いんですよね。なので、f/3.5でISO3200で1/40秒とかそんな感じ。高感度センサーと明るいレンズが必須のお店です。

食事が終わったら、麻布十番と反対側に向かって歩いて行くと目の前に

東京タワー。スカイツリーも良いけど、こっちも綺麗ですよね。

そしてそのまま近くのザ・プリンスに泊まるもよし、私のように地下鉄で家に帰るもよし。地味ですが、なかなかよいデートコースなんじゃないかと思います。

次の記事はこちら

このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

昼食と食後の散歩@エクス・アン・プロヴァンス

昼食は Aix-en-Provence 旧市街のレストラン Le Formal に行ってみた。

地下のカーヴをレストランにしたような雰囲気のある店内。結構おしゃれ。

 

前菜は牛肉のタルタル。なんと、黒い石のお皿に乗ってきた。驚きの盛りつけ。

牛肉は比較的大きめにたたいてあり、食べ応えがある。黄緑色のつぶつぶは魚卵。キャヴィア的なものを着色してわさびで風味付けしたもの。クラッカー、薄いのはチーズ、そして薄切りのドライオレンジ。味付けもかなり凝っていて大変美味しかった。

 

メインはブイヤベース。魚とラングスティンがメインの具で奥の細長いカップに入っている泡状のものがルイユの代わり。これも実に美味かった。1人で喰ってちゃもったいないというくらい美味かったな。

 

デザートは卵形のメレンゲの中にアイスクリーム。ベリーのソースが美味しかった。とにかくこの店は大正解。地球の歩き方に載っていたから行っただけだったんだけど、大変良かった。グラスワインと水を頼んで3,000円程度だったので、値段的にも充分リーズナブル。良いお昼でした。

 

食後はふらっと市内散策することに。

エクサンプロバンスは散歩してるだけでも楽しいですね。といいつつ、あまりの暑さに死にそうになったので、日陰に避難して休憩することに。

 

17世紀の貴族の館 Pavillon de Vendôme。といっても中にはあまり興味がないので(建物の中は有料っぽい)、庭園の木陰のベンチで一休み。ベンチは休憩する人で満席。カップルや友人同士、そして親子連れの楽しげな会話が聞こえてくる。何を話しているのか全然わからないけど心地よい。「ママ、あそこにキモイアジア人のおっさんがいるよ」「こら、そっち見ちゃダメよ」とか言われてるのかもしれないけど、わからなければ無問題w

酷暑の中でもちゃんと咲いてる花はあって、ホントに偉いなあと思ってしまいました。

 

というわけで充分満喫したので、電車で戻ることに。

車内検札が来てキップにパンチを入れていった。よく見たらなかなかかわいいじゃないですか!

フランス国鉄は他の国同様、ホームの入り口に改札がなくて、その代わり車内検札が来るはずなんだけど、今回の旅行で7回鉄道に乗ったのに検札が来たのはこの1回だけだった。人件費の節約なのかな。

夕食@マルセイユ

マルセイユに戻って夕食。ホテルの近くにはろくなところがないので、観光名所である旧港まで出てみた。

 

旧港からすぐ一本裏道に入るとレストラン街になっている。名店揃いとかそういう意味ではなく、あからさまに観光客相手の安レストラン街。

インド料理とか中華とかの店もわずかにあるけど、シーフードの店が大半で、どの店も外見上の特徴はあまりなく、店を選ぶのに苦労する。ほとんどの店で前菜+メイン+デザートで1,800円という格安プリフィックスメニューの看板を掲げていて、店ごとに料理の中身が少しずつ違うようだ。まあこういう観光客相手の店だと味なんて期待して迷うほどのものじゃないということで、適当な店に入る。フランス語のできない東洋人の1人客でしかも格安コースだけの注文なので、ギャルソンの態度は素っ気ない。地元の白ワインを飲みつつ料理を待つ。

前菜は魚のスープ Soupe de poisson。マルセイユというと一番の名物料理は世界三大スープの一つ、ブイヤベース。要するに魚のごった煮。魚で出汁を取った濃厚なスープに、具として魚が添えられるんだけど、安い店だと具の魚の味がすっかり抜けていたりするので、具のないスープだけのものを頼むのがよいというガイドブックの教えに従ってみた。

食べ方は、かちかちになったフランスパンの輪切り(クルトン)にニンニクをこすりつけて、ルイユと呼ばれるニンニクと唐辛子入りのマヨネーズを塗りつけて、うえにチーズを乗せたものを作って、これをスープに浮かべる。クルトンがスープをすってふやけたところで、すくって食べる。正しいかどうか知らないけど、多分そう。

これが結構美味しい。魚のスープのうまみとルイユやチーズのこくが相まってなかなかいける。あっという間に完食。感激するほどじゃないけど、悪くないじゃないか。

 

メインのシーフードグリル。明らかにショボイ。値段相応と言えばそれまでだけど、これはちょっとね・・・味はまあ普通。

 

デザートはカシスと洋なしのソルベ。

そんな感じで南仏初日終了。

餃子の会

先日、宇都宮から上京してきた新入社員を餃子でもてなす会が開かれたので、北関東を捨てた裏切り者を祝福するために六本木まで。しょういちさんの誕生会も兼ねるのかと思ったら、ご本人は欠席で残念でした。お店はHAMACHIさんご紹介の北京料理 新北海園。六本木、中学高校時代は良く来たけど、久しぶりだなあ。何もかも変わってしまって・・・

この日の参加者は20名弱。そのうち会ったことがあるのは4人だけ。対人恐怖症のワタシとしてはかなりハードルが高い…ドキドキしながら店に入ると、真っ先に目に飛び込んできたのが巨漢クマデジ氏。この瞬間の安堵感といったら(笑。いつ見ても落ち着いた安定感(体型的な意味で。笑顔を見てるだけで幸せになれそうです。そしてその隣にはサイカ先生。こちらも安定感抜群です。あれだけ過労&睡眠不足なのに、いっこうにやつれる気配がないのがすばらしい(褒めてますって。

そして、あと認識できたのは・・・HAMACHI さん。この日が初対面ですが、アイコンなどで見るお姿そのままで、すぐわかりました。ほんの少ししかお話しできませんでしたが、ブログやTwitter上で感じるよりもさらに物腰が低く丁寧で落ち着いた感じの方でした。オトナですね。

その後、ワタシの隣に座った男性。この顔、見たことがあるぞ。というか、ちょっとおしゃれ気な洋服とカバン、co1さんだ。写真から思い描いていた姿よりも一回り大きかったけど、想像していたとおりの雰囲気でした。東京に出てきてからそれほど長いわけじゃないから、なまってるかなと思ったら全然そんなことなかったですね。関西の方にしては珍しい。しかし、それにしても写真を撮るたびにレンズを取り替えていてなかなか忙しそうでした。どのレンズも太いので、5D2が小さく見えるほどでした。「大型の一眼レフって、大きくてカバンに入らないじゃないですか」って言ったら、入る大きさのカバンを買うものだと怒られてしまいました(笑

少し離れたところに座った男性、他の面々比べてやせ形の異人種(笑、誰かに似てるなあと思ってみていて思い出しました。とくみつさん、アイコンのイラストに雰囲気が似てます。そう思いながら見ていると取りだしたカメラがOM-D。これは間違いない。見るからにいい人そうなオーラが漂っていました。それとは対照的にちょっとクセのありそうな方が←失礼だ。この方が不機嫌な時に面接とかされたら泣きそうだなあと思っていたら、ひげおさんでした。ここ半年で一番気になっていた方なのですが、ツイートやRT同様、お話も面白く、すごくセンスのある方だなあと思いました。ますますファンになりそう。

そのほか、Twitterでフォローしている方、フォローはしていないけどたまにツイートやブログを見ていた方などで席が埋まっていきました。別テーブルにも額縁参加のむっちーさんやBさん、主賓の新入社員さん、本体は猫のはずなのに人の形に化けてきた方、幹事なのに最後に登場した方、なぜかお人形さんで遊んでいる女の子などたくさんいたようでしたが、離れていたのでよくわかりませんでした。それにしても20台くらいカメラがあったのに王者ニコンが1台もないって本当に不思議です。どんだけ偏った集団なんでしょうか・・・

で、当日の様子はすでに各ブログで順次報告されておりますが、同じイベントの写真でも人によってずいぶん違いがあって面白いですね。その人の好みとカメラの特性が両方出ている気がします。クマデジさんはカメラがいつもと違う分、色合いが違うような気がしますが、構図とか雰囲気にはらしさが出ている気がします。Bさんはいつも通りまとまりの良い構図にクリアでしゃきっとした絵。HAMACHIさんは構図がプロっぽいと言うか、なるほどこう撮るとプロの写真っぽくなるのかといろいろ勉強になります。(まあ、自分はそういう写真は目指していませんがw そんな中で結構いいなと思ったのがとくみつさんのお写真。オリンパスらしい濃厚で暖かみのある色合い。柔らかいぼけ方も自然な感じ。やっぱりOM-Dいいなあ。

ワタシもまねして、当日撮った写真を少し。

メニューはこんな感じ。ほとんど餃子。裏メニューとはいえ、餃子だけでコース組んでくれる店なんてそう滅多にないでしょう。

中華の前菜と言えば叉焼。香港などとは違う感じですが、柔らかくて美味しいですね。

点心の本場香港では食べられない日本人の大好きな焼き餃子。北京とかあっちの方の餃子ですよね。

今回一番かわいかった餃子。ワタシのところに来たのは針が数本抜けてましたけど(笑

金魚餃子とイカ餃子。見かけだけでなく、味や食感もいいですね。

腸粉。クレープと和訳されますけど、全然違います。点心の定番です。普通は朝食や昼食で食べることが多くて、夕食に食べることはまれですが、海老や叉焼が入ったものなどが定番。干しエビが入っているのは初めて食べました。

餃子の最後は鉄板焼餃子。これも美味しかったですね。ここまでの写真はワタシの中で信頼性ナンバーワンのS-100。電池が切れちゃったので、ここからはNEX-5にE30mmマクロ。

締めはチャーハン。咸魚で濃いめに味が付いていたので、ご飯物なのにビールが進むという・・・

デザートは黒ごまプリン。初めて食べました。コーヒーゼリーみたいに見えますね。

という感じでした。どれも美味しくいただくことができました。食事中の様子は随時ツイートしていたのですが、今回はEye-Fi カードを使ってダイレクトでiPhoneに飛ばして、必要に応じて軽く修正しながらアップしていました。ちょっとめんどくさいですけど、慣れれば結構使えそうな感じですね。なによりiPhoneとデジカメと2回写真撮らなくていいのが魅力です。デジカメ本体でiPhoneへの転送に対応してるともっとラクなんですけどねぇ。ちなみにiPhoneからは自動的にフォトストリームでMacなどに転送されているので、あとでブログにするのもすごくラクですね。

閉店時間が迫っていたせいでサービスが慌ただしかったこと以外はなかなか良いお店でした。 幹事をしていただき、いろいろご配慮くださいましたKuritterさん、本当にありがとうございました。

おまけ:まじめにカメラを吟味していた青年が

こんなになってしまうのですから猫耳のチカラって恐ろしいですね…

美心閣@香港国際空港

最終日、午後の飛行機で帰国なので昼食には2通りの可能性。エアポートエクスプレスの香港駅近くのレストランで早めの昼食にするか、少し早めに空港に行ってチェックイン後に食べるか。市内で食べる方は慌ただしいので、空港で食べることに。空港内にも飲食店は結構あるけど、一番香港が満喫できるのは出発ロビーの上階にある美心閣。飲茶が食べられる。が、この店、前日のお昼に飲茶食べた店と同じMaximの経営じゃないか。ということは味も変わらないのかなあ。よくわからない。

天井が高く広々した空港ロビーに広大な中華レストラン。満席だけど、客の回転は速い。

この店は伝票にチェックしてオーダーするタイプ。日本語なくても中国語と英語でなんだかわかるよね。左半分が点心。

もちろんデザートも充実。

まずはエビ蒸し餃子。水晶鮮蝦餃って書いてあったらとりあえず頼むべし。

叉焼腸粉。やたら長い。長すぎておかしい。普通半分くらいの長さで出てくるだろ?

蟹子のせシュウマイ。

カスタードまん。中のカスタードが熱々で食べるの大変。

締めはもちろんマンゴープリン。

というわけで出国間際まで香港を堪能しました。さようなら香港。いってない店もたくさんあるし、また来たいなあ。