よなよなビアキッチンに行ってきました

よなよなエールでおなじみのヤッホーブルーイングが直営するよなよなビアキッチン、前から気になっていたのですが、限定醸造ビール「IPA 2014」販売開始と聞いて、駆けつけました。


カジュアルで明るい感じの店内。


ビールの種類はたくさんあるので、好みのビールを探したければ飲み比べがオススメ。


そしてこれが今回の目的の限定IPA。


飲み比べセットのグラスは結構小さいので、本当に味見程度かな。ちなみに単品のSmallも似たようなサイズらしいので、しっかり飲みたければRegularですね。飲み比べた中では軽井沢高原の2014シーズナルのブリティッシュペールエールが美味かった。ペールエールが好きな人にはオススメ。インドの青鬼は缶で飲むとさすがに苦すぎる気がしていたのですが、生で飲むとそこまで苦みが気にならず、結構いけますね。


単品でよなよなリアルエールとIPAを頼みました。IPA美味いよ。ダントツに美味い。IPA好きなら飲むべき。(とは言っても他社の人気IPAより美味いかどうかは知りませんw)


そして意外なことに(笑)、食べ物が結構美味しい。これは定番の窯焼きチキン。


ホタテの豚バラ巻き。食べ応えがあります。


サラダはソテーしたベーコンと各種キノコが入っていて美味。

全体に味付けはこってりで濃いめ。ボリューム感のある味で、味の濃いビールによくあいます。安い店ではありませんが、美味しいエールビールと料理が食べたいときには良いお店ではないでしょうか。

Sesto Senso @銀座三越

一昔前まで、ちょっといい食事をしたいというとき、デパートのレストラン街というのは気分がいまいちあがらないというか、雰囲気の点で何か劣るところがあったような気がします。実際、味の点でもいまいちな店が多かったわけですが、ここ数年、ずいぶん状況が変わってきたような気がします。最近大幅に改装した、あるいは出店しているレストランを大幅に入れ替えたところには、それなりに良いところが多いような気がします。中でも個人的に一番のオススメは銀座三越。新館最上階の2フロアにあるお店はどこも美味しそう。中でも最上階の四川料理店、中國菜 老四川 飄香は辛すぎず、上品でありながら力強い味で、かなりオススメです。

先日、そのひとつ下の階にあるパスタ屋さんに行ってきました。


イタリアンでよく見かける感じの明るくてオシャレっぽいお店ですね。隣がピザ屋なのですが、同じ系列のお店のようですね。


内装も明るく、カジュアルな感じ。気軽なパスタ屋さんという感じでしょうか。


料理を頼んだらフォカッチャが付いてきました。美味。こういう大きいフォカッチャの美味しいやつって、パン屋であんまり売ってないですよね。


前菜、フォアグラのテリーヌ、鴨胸肉のブレザオラ。右奥の黒い塊はイチジクのペースト。フォアグラとイチジクってよくあいますよね。期待通りの味。ブレザオラは干し肉ということで、色は黒っぽいですが、しっとり柔らかくて美味しゅうございました。


十勝牛ランプ肉のタリアータ。要するにサラダ仕立てのローストビーフです。肉の旨味がしっかり感じられて美味しゅうございました。


スルメイカのラグー、イカわたソースのイカスミパスタ。細かく切ったイカをイカわたをベースにしたソースで煮込んだもの。タコのラグーは我が家でも作る定番だけど、イカははじめてでした。パスタはイカスミを練り込んだタリオリーニで、上にわさび菜の緑がアクセント。


オマール海老のプッタネスカ山椒風味。単なる赤唐辛子+トマト風味ではなく、スパイスを山椒にしていることでちょっと驚きの風味に。


デザートは栗のムースにラムレーズンのアイス添え。なぜこの時期に栗なんでしょうか。いや、別に不満はないのですが(笑


食後のエスプレッソ。もちろん紅茶も選べます。

という感じで、どのお皿も美味しく、普段よりちょっと良いご飯に最適ではないでしょうか。今回は一休のプランで行ったのですが、前菜、パスタ、デザート、コーヒーに加えて、2人でフルボトルワイン1本付きという内容で、2人で7,200円(税込)でした。安くはありませんが、場所柄を考えればそれなりにCPの良いお店ではないでしょうか。

池袋のタイ料理屋ピラブカウに行ってきました

なんかちょっとディープな感じのタイ料理屋があるから行こうとツマに誘われて行ってきました。池袋の東武側北口を出て北に進んだ、風俗とラブホの街にその店はあります。若い女性とか誘えない立地です(まあでも実際は店内には女性客の方が多いのですがw)。しかもお店はプレハブというか掘っ立て小屋というか、タイの汚い食堂そのまんまの雰囲気です。トイレは工事現場とかにある、あの仮設トイレです(もちろん水洗式ですが)。お店の人はみんなタイ人です。日本語は片言しかできません。


メニューは結構豊富です。北部のイサーン料理が多めかもしれません。


ラープ。タイ北部の名物料理で挽肉をスパイシーに味付けしたもの。辛いけど美味い。


トムヤムクン。


海老が5尾入ってて、海老味噌からよく旨味が出ています。さわやかな味付けで、辛さもほどよいので、美味しくいただけます。


空心菜の炒め物。定番ですね。


〆はパッタイ。まあ普通です。


えっと、お会計なんですが、伝票があってるのかどうか私にはわかりませんw

というわけで、前評判通りかなりディープなお店でした。味付けも本格的でありながら、辛さは若干日本人仕様になっているようで、辛すぎて大変というわけではありませんでした(辛いけど)。タイの庶民の料理を手軽に味わうには、いいお店なのではないでしょうか。ただし、もっと美味しい店ならば他にもあるような気はします。


ワインの話

平日は淡々と仕事だけをしながら生きているので、晩酌が唯一の愉しみになっています。アルコール弱いのに酒浸り。廃人同様ですね。ビールも好きなのですが、酒の中ではなんといってもワインが一番。ワインを飲むために一日があるような気さえしています。←アル中

ずいぶん前にオススメのワインがあったら教えてといわれたような気がするのですが、Bさんが指摘するように、良質のワインは各ブランドあたりの出荷本数がとても少なく、オススメ銘柄を書いても入手できなかったりするので、記事にしにくいですよね。っていうか、私自身、こだわりがあまりないので、こないだ飲んだワイン美味しかったけど、あれなんだったっけ?という感じで、銘柄をほとんど憶えていません。再注文ができなくて本当に難儀します。だって、酔っ払ってるから憶えていられるわけないじゃん(ぉ

というわけで、今日は普段私がワインを買っている入手経路ベスト3の話をしたいと思います。ちなみに私はワインは知識で飲むものだとは思っていません。ですから、神の雫も読んでいないし、パーカーポイントが何点だったということも興味ないので、あくまでも一般人としてのワインの話です。


第3位 近所のスーパー

家にワインが1本もない、今晩の飲み物が!となった時は、仕方ないから近所のスーパーで買わざるを得ないですよね。ちょっと大きなスーパーなら、昔に比べてワインの取り扱いがずいぶん増えました。とはいってもまあ、上質なワインというのはなかなか難しいです。チリワインの一番高いのあたりが無難でしょうか。

ワインを飲み始めた頃はカッシェロ・デル・ディアブロあたりが好きでした。カベルネ・ソーヴィニヨンならば多くのスーパーにあると思いますし、シャルドネも悪くないと思います(白は10年以上飲んでないなあ)。もちろんチリワインによく見られるとおり、濃すぎて重いとか、甘くてフルーティーすぎて締まりが無いという印象はありますが、安いチリワインとは明らかに味が違いますし、値段以上の価値はあるように思います。


第2位 エノテカ

全国に支店のあるワイン屋さん。年に3,4回くらい買ってる気がします。私の出身高校の近くに本店があるのですが、高校在学中のある日、オシャレなワイン屋さんができて、当時から気になっていたんですよね←未成年。店舗も買い物がしやすい雰囲気ですが、ワインは重いので通販で買いたいものです。自社サイトからも通販してますが、楽天のサイトから買えばポイントがたまります。

真っ当なワインショップなので、ヨーロッパ各地の高級なワインを取りそろえていますが、私は基本的にはそういうものは買いません。買うのはもっぱらワインセット。6種類とか12種類のワインを1本ずつセットにして割安に販売しているので、自分で選ばなくていいのでラクです(笑

とはいってもセットも種類がたくさんあるので、選ぶのは結構大変ですけどね。これからますます暑くなる季節、世界のシャルドネ6本セットとかちょっと面白そうです。エノテカはチリワインの中でもっとも評価されているメーカーのひとつ、モンテスの輸入代理店なので、チリなどの新世界ワインがお好きな方ならモンテス6本セットとかもよいのではないかと。

エノテカで扱っているものはオーソドックスな味のワインが多いので、普通に買い物して失敗することはまず無いので、どなたにもオススメできるお店だと思います。(もちろん、他にもっとCPのよい店はあるでしょうけど)


第1位 NOISY'S WINE SELECTS 

個人商店のワイン屋さんです。お店は大宮にあるのですが、基本的には全国への通販がメインだと思われます。一度だけお店に行ったことがあるのですが、絵に描いたようなオタクのおじさんがワインについて熱く語ってくれました。明らかにマニアックな店です。web pageの作りからしてあやしそうでしょ?各ワインの解説文がまたマニアックで、何が書いてあるのか全然わからないのではないかと思います。

扱っているのは主にフランスの自然派もしくはそれに近いワインです。フランスでもボルドーは少なく、ブルゴーニュがメインです。自然派がメインということで、酸化防止剤の使用を極力抑えたり、澱を完全に引かないワインが多く、普段飲み慣れたワインとは少し雰囲気が違います。開封後の味の変化も激しいですし、白ワインだと開封して3日くらい経つと色が褐色に変わってしまうものまであります。

このお店での一番のオススメはブルゴーニュなど、ピノノワールの赤ワインです。私は普段3,000円台のものを買っています。銘柄によって味は大きく違いますが、口当たりが軽くて非常に飲みやすいのに、エキス分の旨味がぎゅっと閉じ込められているものが多く、どんどん飲みたくなって危険です。

基本的な買い方としては、メール会員になると月に一回程度(不定期)新着情報が届きますので、その新着ワインの中から9本選んで買っています(ダンボールが9本入りなので)。ほぼ毎月注文している気がします。

あたりのワインはすごく美味しいのですが、中には独特の風味で飲むのがちょっときついワインもあります。好みというか、当たり外れはあると思います。店主の文章からそれを読み取ってみて下さい。商品の紹介文と自分の味の好みが結びつくようになれば至福のワイン生活が待っているのではないかと思います。まあ、ワイン代がかさんで懐は寂しい感じになりそうですが…



いかがでしたでしょうか。で、結局どの銘柄のワインがオススメなのよ?と言われそうですが、最初に書いたとおり自分でもよくわかりません。いろいろ試していただいて、自分好みのワインにたどり着いていただければと思います。

っていうか、こんな文章書いたり読んだりしてる暇があったら、ワイン飲めっ!ていう話でですよね?

アルジェントASOに行ってきました

先日、銀座のイタリアン、Argento Aso に行ってきました。本当は代官山のASO本店に行きたかったのですが、週末は結婚式とかで貸しきりのことが多いですよねえ。というわけで、銀座店にしたのですが、この店に来るのは約10年ぶり2回目。イタリア料理というと、素材重視でオリーブオイルとニンニクとトマトでシンプルな味付け的なイメージが強いですが、この店は創作イタリアンで高級フレンチ的に凝った料理が多いのが特徴。


銀座の高級イタリアンということで、高級感のある内装。


ホイップバターも美味しいですが、オリーブオイルの甘い香りも魅力的。


パンも美味しいからたくさん食べたくなるけど、小食な我が家の場合、パンを食べ過ぎると料理が食べられなくなっちゃうんですよね…


食前酒はシャンパーニュ。


アミューズはゼッポリーネ。アオサノリ(だったかな?)の入った小麦粉生地を揚げたもの。もちもちの食感でかき餅を食べている感じでしたw


最初の前菜は……ラップしたまま出て来たよ。といっても取り忘れたまま持ってきたわけではなく、

テーブルでラップを外すと、立ち上る燻製のスモーク。漂うスモーク香。そういう演出なんですね。

中身は魚介のマリネ、バルサミコのジュレ


2皿目はフォアグラのボリート。このまま食べるのではなく、

ポルチーニのスープとともに食べる。

残ったスープにパスタを入れて

替え玉的感覚。


パスタは…なにこれ、真っ白いんですけど…カプチーノ仕立てっていうやつですね。

左手撮りで料理にライブ感を演出してみました(笑

中から出て来たのはウニとトマトソースのパスタ。泡で香りが閉じ込められているというわけですね。


魚料理は朴葉の上に白い塊。鮮魚の塩釜だそうで。

割ると中からお魚が。味は見た目ほどのインパクトがなかったかな。(ピンぼけ(泣


このあたりで赤ワインに交代。というか、白ワインの写真撮り忘れた。普通、イタリア料理屋だとグラスワイン頼むとイタリアワインが出てくると思うのですが、今回は合計4種類のワインを頼んだのですが、全部フランスワインでした。ひらまつグループだからかな。


肉料理。といっても肉がない。リゾットだけまず出て来た。

で、ココットに入った肉を取り分けるのか。

鴨のロースト。


デザート前にグラニータ。フレンチのフルコースだと普通、肉と魚の間に出てくるけど、デザートの前に出すんだねえ。


デザートはイチゴとピスタチオのミルフィーユ。ミルクのジェラートの上に乗っているのは飴細工。


このプチフルも美味しいんだよねえ。お土産に持って帰りたい…


というわけで、なかなか盛りだくさんなコースで楽しめました。とにかく普通の皿は出さないという考えが徹底した料理でした。とはいっても奇をてらいすぎて味は二の次ということではなく、どの料理もきちんと香りや味にアクセントが付いており、とても美味しくいただくことができました。普段使いにはちょっと高級すぎますが、大切な人との会食にぴったりなお店ではないでしょうか。


中華香彩 JASMINE

先日、広尾にある中華料理屋「中華香彩 JASMINE」に行ってきました。広尾というと、ひらまつとかNationalとかエノテカとかの駅周辺、あるいは麻布十番・六本木方面に向けて散歩するくらいしかなかったのですが、今回のお店は反対側、恵比寿方面に向かう途中にあります。こっち方面の裏通りには今でもわずかに下町の風情が残っているんですね。

大通りに面したビルの1階にあるお店はちょっとおしゃれな感じ。黒を基調にした、何となくバーとかそういう飲み屋を感じさせる感じの内装。それほど綺麗に手入れがされているわけではなく、高級店というよりは中級店という感じでしょうか。サービスの女性は頼りになる感じの美人なおねえさんでとても感じよかったのですが、男の子の方は本当に頼りなくて、バイト感丸出しでちょっとアレでした。

お料理は特に中国のどの地方の料理ということではなく、シェフのアレンジも含めて多彩な料理が準備されているようですが、最近の流行にあわせて四川がメインのようです。ランチは低価格でカジュアルにやっているようですが、ディナーは本格的。定番コース(要するに一番安いコースw)を食べましたが、とても満足しました。周りの常連さんたちはコースではなく、単品でお酒飲みながらのカジュアルな夕食として利用しているようでした。近場にこういうお店がある人って羨ましいなあ(涙


前菜4種盛り。左奥から名物よだれ鶏、クラゲ、竹の子、野菜(笑。よだれ鶏は山椒の効いた四川風味で美味でした。


肉汁たっぷりの焼き餃子はよだれ鶏のたれを付けて食べる。当然美味しい。


フカヒレと生湯葉のスープ アメリケーヌ仕立て。美味しいけど、ちょっとくどいかなあ。


アオリイカとマコモ茸の青紫蘇風味炒め。さっぱりとしたシソ風味の炒め物。今まで食べたことがない感じ。あっさりした中にうまみがあってよいのではないでしょうか。


天使の海老のコンビネーションプレート。右手前はエビチリ少しさっぱりした感じで美味。左奥は海老とアボカドのフリットオレンジマヨネーズソース。フリットも名物料理っぽいんだけど、これもやっぱりソースがちょっとくどいかなあ。フリットの衣が厚いので、そう感じるのかも。


しめは土鍋で熱々の麻婆豆腐で麻婆丼。山椒がしっかり効いていて、辛さが適度で辛すぎないのがいい。ご飯が進む味。毎週のように食べたくなる味。


そして、黄芯白菜の頂湯スープ煮でお口直し。うまみたっぷりのスープでした。


バラのつぼみの入ったプーアル茶が食後の飲み物としてセットに含まれます。


デザートはタピオカの紫芋ココナッツミルクと中華風カスタードあんのココナッツ団子。適度な甘さとココナツの風味で中華デザートらしさがあふれていました。

コースとしてはちょっと分量は多めですが、男性ならばちょうどいい分量かなと思います。どの料理も香辛料や調味料の風味が効いていて、美味しかったです。近くにあったら通いたくなるお店です。味は本格的ですが、超高級食材を使っていないコースなので、値段も手頃でとてもいい夕食でした。そのうちまた行きたいな。


ふぐの季節

冬です。ふぐの季節ですね。西洋人からしたらどこが美味しいんだかさっぱりわからないんだと思いますが、ひと冬に1回はふぐが食べたくなります。行く店はほぼ決まっています。東銀座の駅前、脇道に入っていくと


あ、あれ?立ち食いステーキ屋?去年はこんな店なかったぞ。結構長い行列ができているな…(ちなみに帰りに見てもまだ行列していました

で、目的の店はこのはす向かいの地下。

「銀座で天然トラフグ」のわりには安いお店です。おしゃれでもないし、高級感もないですが、一応個室になってます。


まずはビール。


という感じで土日限定格安コースがスタート。


煮こごり。口に入れるととろける感覚がいいですよね。でも、小さい(涙


しらあえ。


そして、てっさ。昔は一周ぐるっとあったんだけど、数年前から格安コースは半周になってしまって大いに悲しい。もう通うのやめようかと思うくらい悲しい。まあ、でもそれなりに満足。てっさ、美味しいよね。


そして、てっさよりも好きなのが、白子焼き(別料金)。今日のは結構大きくて食べ応えがあるなあ。とろける濃厚な中身がたまりません。全身に染み渡る痛風の味。生きててよかった(ぉ


定番の唐揚げ。食べ応えたっぷりでした。美味しいよね。ふぐ自体の味じゃなくて、唐揚げの衣の味を楽しんでいるだけのような気もするけど、魚のフライとしてはこれより上はなかなかないですよね。


このあたりでひれ酒にチェンジ。


そして、妙に赤い紅葉おろしと分葱が準備され、


てっちり。野菜ももちろんあるよ。


そしてしめの雑炊。美味しくいただきました。


デザートに求肥っぽい何かが出ました。いつもは果物だった気がするけど。というわけで、満足の夕食でした。

食後、腹ごなしに銀座を散策。

Apple storeはMac誕生30周年の飾り付けが。店員さんもみんな30周年記念の黒いTシャツを着ていました。途中で何度か製品は大きく代わりましたけど、同じブランドで30年間パソコンを売り続けるって、考えてみるとすごいことですよね…

2度目のラターブル

この日のお昼はco1さんオススメのフレンチ Restaurant La table au japon へ。関東人にとって、京都は京料理、おばんざい、湯豆腐、湯葉と生麩、にしん蕎麦、棒鱈などとにかく和食の街というイメージ。前回訪れるまで京都では和食以外食べたことありませんでした。(ここまで前回のコピペw。 それなのにフランス料理店を再訪するのは、前に行った時、夫婦揃っておいしさに感激したから。今回も店に着く前から期待で胸が高鳴ります(笑

食前酒はスパークリングワイン。ランプ型の照明がおしゃれ。

えっと、先に言っておきますが、今回、写真いまいちです。ノイズが多くて発色がよくない。あんまり美味しそうに見えません。ランチだったので、それほど店内が暗かった印象はないのですが、いま見ると大半の写真はISO3200になっています。暗かったんですね… 開放F4のレンズでは厳しかったのかなあ。あと、露出補正+1/3で撮っていたのですが、撮れた写真はかなり暗かったです。+1くらいの方がよかったようですね。反省。


前菜、ホロホロ鳥とフォアグラとアプリコットのテリーヌ。フォアグラ感はそれほどでもなかったけど、美味しくまとまっていたと思います。


フォアグラのコンフィ、ドライイチジクとクルミのサラダ。これはもうドーンとフォアグラ。サラダと一緒に食べると美味ですねえ。


オプションでキノコのスープを取ってみました。キノコのうまみと香りが素晴らしい。アクセントの胡椒もいいですね。


メイン、十穀米、ジロール茸、松の実を詰めた大山鶏のロースト。ソースとの相性がいいですね。


鴨モモ肉とワイルドライスの薄パイ包み焼き。これも美味しかったなああ。


デザートはタルトタタン、ミルクのアイスクリーム添え


八角風味のクレームブリュレ、カラメルのアイスクリーム添え。これだけ前回と同じものを頼んでしまったようです。

2度目ですから、最初ほどの感動はないにしても、どの料理もタイヘン美味しかった。食材やソースの組み合わせに工夫があるだけでなく、味付けがいちいちビシッと決まっているところがいいのかなと思います。どのお皿もシェフが何を意図してこのメニューを考案したのかが伝わってくる感じでした。また次回京都に行った折に行ってみたいと思います。

これで今回の京都旅行日記はおしまい。次の旅日記はどこかな…

福松

夜、京都に着いて、ホテルに荷物を置いて、地下鉄で向かった先は烏丸御池。三条通からものすごく細い路地を入っていった奥にそのお店はあります。co1さんオススメのお店、福松。京料理というよりは割烹、高級居酒屋かなあ。とにかく知らなきゃたどり着けない料理屋さんです。


とりあえずビールでも飲みながら落ちつきますか。


お店は掘りごたつ式のカウンターで、二人の板前さんとおねえさんで切り盛りしています。カウンタ越しに職人さんの仕事が見られるのはいいですねえ。おお、その切れ端、捨てちゃうんだ、もったいないなあ。捨てるならオレにくれとか思いながら見ていました。あと、できあがったお椀、手を滑らして一つこぼしちゃったのがもったいなかったです(笑

日本酒にもこだわりがあるお店のようですので、早めに日本酒に切り替え。ふりがなが振ってあるのが親切ですね!

このお店は、なにも言わなくても、まず一汁三菜が出てきます。

まずはいかの塩辛とホウレンソウのおひたし。塩辛は軟らかい味で美味しかったですね。


しめさば。ほどよいしめ具合が大変美味しゅうございました。


続いて椀もの。ふたに霧吹きで水が吹いてあるのが京都らしくていいですね。


芋が主役でした(笑


そして、八寸。一つ一つ工夫の跡が見られ、丁寧に料理されている感じ。

ここからアラカルトが始まるわけで、

メニューに牡蠣を使った物が多かったので、かきだし巻き。目の前で焼かれていくのを見てそのできたてを食べるというのはなかなかいいものです。


鯛の昆布〆と蕪のカルパッチョ。昆布〆好きなんですよねえ。


隣のお客さんと板前さんの会話。

「鯛中骨塩焼って、これ、六十円?」

「え?いやいや、二百八十円ですよ。そんなに安い訳ないじゃないですか」

「いや、だって奉仕品って書いてあるから。」

確かに六〇円に見えるな。いかげそ幽庵焼きも赤だしも六〇円だな・・・


満腹になったし、そろそろしめにするかな。

「すいません、鯛茶漬けください」

「ああ、鮭っていう字は鯛と似てますから間違えやすいですよね。それ鮭茶漬けなんd……あれ、ホントに鯛茶漬けって書いてある。なぜ・・・」

メニュー書く人が間違えたらしい(笑


わかりました、じゃあ鯛茶漬け作ります!といって出てきたもの。大変美味しゅうございました。


デザートはほうじ茶アイス。香ばしくてオトナの味ですね。美味しかったです。

というわけで、堪能しました。京料理ともおばんざいとも違う、割烹料理ですね。感動する味じゃないけど、しみじみ美味しい感じ。あと、思ったより値段が安い。二人で一万円払うとおつりがお札で来る感じ。近所にあったら毎週通っちゃいそうなお店でした!



ハンバーガーランチ

田舎暮らしとはいっても、買い物はネット通販があるから東京と大差ないことが多い。一番違いを感じるのは外食と中食。飲食店は安い飲み屋や、なぜ営業できているのかわからないやる気ない食事処みたいなものはあるけれど、美味しいものを出す店はとても少ない。たとえば、ハンバーガーを食べたいと思っても市内にあるのはマックとモスだけ。真っ当なハンバーガー屋は隣の市に1軒あるというウワサ。そういうところは都会には勝てないよなあ。

というわけで、週末はせっかく東京にいるのだからと、本宅から歩いて行かれるハンバーガー屋でお昼を食べてきました。都心からはずれた住宅街にあるお店なのに、時々TLに流れてくるくらいの人気店で、休みの日のお昼は行列ができるのが普通。今日は早めに行ったら珍しく並ばずには入れました。しかし、知らないうちに土休日はドリンクポテト付きのランチセットがなくなっており、かなり割高な感じに…


一番の定番は900円。これにポテトをつけると+50円、ソフトドリンクは200円。高いなあ。


一番高いメニューは驚きの値段。ハンバーガーの値段じゃないな(笑


このお店は夜は飲み屋っぽくなるところなので、


昼だけど頼んじゃいました。昼ビールの背徳感w


そして、どどーんと登場。美味しゅうございました。


そういえばこの店、注文はメモ用紙に手書きで、レジもないんだけど、税務署から文句言われないんだろうか(笑