札幌中央卸売市場場外で海鮮丼を食べてきました

札幌からJRを一駅乗って、駅から徒歩10分。札幌中央卸売市場の場外には海鮮を扱うお店がたくさん並んでいます。


ウニ、カニ、イクラ。その他何でもありますね。割安なのかどうかはよくわかりませんが、刺身用のししゃもとか、ものすごく大きいアサリとか、なかなか見かけない魚介がたくさんありました。

で、朝早起きしてわざわざ朝食を食べにいったわけですよ。同じ金額払うならビジネスホテルのビュッフェよりこっちの方が絶対美味しい。

最初の朝に行ったのは汚いビルの2階にある「魚屋の台所」。

明らかにやばそうな店内。場末の寂れた喫茶店という感じ。本棚には漫画がぎっしり。美味いものが出てくるとは絶対思えない感じ(笑


メニューはこんな感じ。


たのんだのは当然ウニイクラ丼。ウニはムラサキウニとエゾバフンウニのハーフアンドハーフ(笑。美味かった。すげー美味かった。どうせ病気になるんなら美味いもの喰って病気になりたいよね(ぉ


二人で丼二杯たのむと飽きるというか、値段が高すぎるのでもう一品はホッケの開き。冷凍物だけど、脂がのっていてとても美味しゅうございましたよ。


そして、最終日の朝に行ったのは「味の二幸」。

こちらはまあ食堂っぽい内装で、安心できますね。


ウニイクラカニ丼。錦糸卵とかかまぼことか安い材料で面積をかせいでる感じ。カニはいらなかったかなあ。味も前の店の方が美味しい気がする…


鮭のハラス。悪くないけど、ちょっと高かったかなという印象。というわけでこの店は再訪はないかな。店選びって難しいですね。


東京でも食べられる店はありますが、やっぱり北海道に行ったらウニイクラ丼ですよね。値段はかなり高いけど、それなりの満足感は味わえると思います。また行きたいなあ……

オーベルジュ・ド・リル・サッポロに行ってきました

東京から札幌に着いて、さあ夕食に何を食べよう。と思って高級フレンチに行く人はまずいないと思うのですが、どうしても行きたかったので、札幌滞在の初日の夜にオーベルジュ・ド・リル サッポロに行ってきました。10年くらい前にも行ったことがあったのですが、最近お店のコンセプトを変えて店名も変わったんですよね。場所は円山公園のすぐ手前。昼間に来ればおそらく緑いっぱいの景色なんでしょうけど、夜に来ると市街地が終わって暗闇が始まるところにあります。

建物は雰囲気のある洋館で内装もなかなか豪華です。

でも、食事をした2階は豪華というよりはかなり落ちついた感じでした。

どのコースにするかはその場で決めたのですが、ちゃんとメニューを日付入りで印刷して持ってきてくれるのがうれしいですね。


食前酒はシャンパーニュ。


続けて白ワイン。グラスワインはタイプの違うものから選べます。美味しいんですが、高いんですよね。しかも値段わからないし…


塩味のマドレーヌなどのアミューズののち、


前菜はサンマのリエット。


フォアグラのコンフィなんですが、付け合わせとか盛りつけがすごく凝っていて何を食べてるんだかよくわかりません。でもどれもすごく美味しいです(笑


イサキのポワレ。


イサキの下には野菜やウニのフランが隠れていました。でもウニの風味はかなり淡かったような…


ワインを赤に。


メインは仔牛のポワレ。


口直しが出て、


メインのデザート。


リル川に浮かぶ小舟をイメージした感じのデザートですね。


エスプレッソをダブルで。


最後にプチフル。

どのお皿も美味しく、大満足の夕食でした。

広島で食べたもの

広島には定番の食べ物がいくつかありますよね。まず絶対外せないのがお好み焼き。

まず、ホテルから一番近かったという理由でみっちゃん総本店広島新幹線名店街店。

がんがん作っていくわけですが、手際がいいというか、むしろ雑なんじゃないかという気がしなくもないw


まさにこれぞ広島風お好み焼きという感じですね。


もう一回、昼間に用務先の近所のお店に行きました。

古いアメリカンダイナーという感じのお店。


店内も、どう考えてもハンバーガーとかが出てきそうなお店なのに、


メニューはお好み焼きw


ソース味はもちろん、


塩味もありました。


あと有名なのは牡蠣ですかね。

まだ9月中旬でしたが、生牡蠣もありました。


牡蠣フライって美味しいですよね。


そして、宮島名物といえば焼き穴子ですね。

厳島神社近くのふじたや。


結構いい値段しますね……


思ったより待たされました。


値段にふさわしい味とボリュームではないでしょうか。


そして、最近広島ではつけ麺が流行っているんだとか。

まあ、ものすごく普通でしたw


アンジェラ@神楽坂に行ってきました

神楽坂がそれなりに繁華街なのは知っているのですが、用事がないとなかなか訪れるようなところではないわけで。十数年ぶり、人生3度目くらいの神楽坂。


神楽坂下の飯田橋駅出口付近。夕刻ともなると待ち合わせのおばさまとかおばさまとかおばさまでいっぱいでした…


表通りのにぎやかなお店もいいのですが、1本裏通りに入ると雰囲気ががらっと変わるのがいいですよね。いつもより彩度とコントラスト落としてみたら自分の写真じゃないみたいでなんか微妙に気持ち悪いw


やっぱ、いつも通りが色がべっとりしてる写真がいいねw


あんまり有名じゃないけど、毘沙門様があるんだよね。


で、この日の夕食のお店、アンジェラは神楽坂上の交差点からすぐの路地を入ったところにあります。

このつきあたりに飲食店があるなんて思えない…

アンジェラは古民家を改装したイタリア料理店。畳敷きの和室にテーブルという不思議感。こういうの好きな人もいるんですかね。古民家だから一部屋一部屋が狭くて、天井も通常のお店よりは低めなので、隣の席の声が結構響きます。同じ部屋内に別のお客さんがいると結構気になる感じ…


内装が和風なだけでなく、箸があったりするのもこの店らしいところですね。右は前菜盛り合わせの中身。


女性はこういうちまちました前菜が好きなんでしょうけど、個人的にはこれだと食べた気がしないので、前菜は一品一品の量を多くして、3種盛りくらいがちょうどいいような気がしています。


パスタは季節限定の生ポルチーニのフェットチーネ。乾燥に比べて香りは控えめですが、柔らかい食感がいいですね。


ピッツァは半分がしらすと海苔、もう半分が生ハムとルッコラ。ハーフアンドハーフ可能と聞くと必ずたのんでしまいます。


デザートは洋なしのタルト、アイスクリーム添えか、


チョコレートのタルト、アイスクリーム添え。


という感じで、味はどれも美味しいのですが、際だってすごい何かがあったわけでもなく、再訪するだけのインパクトがあったかどうかは微妙かなあ。近所にあったら通うんじゃないかと思いますが……そうか、神楽坂は他にもいいお店がいっぱいあるんだから、自分が引っ越すという手もあるか!(笑

維新號 銀座新館に行ってきました

都内には老舗の有名中華料理店がいくつかありますが、そのひとつ、維新號の銀座新館に行ってきました。普段は宴会で使うような老舗大型中華には行かないのですが、まあたまにはいいかと思って。銀座といってもほぼ新橋、週末のやや遅めの時間に行ったのですが、お店はほぼ貸し切り状態。こんなにすいてて大丈夫なんでしょうか。

たのんだのはホリデーランチコース。


かわいらしい子供の絵がこのお店のトレードマークのようです。

しかし、テーブルクロスが使い捨てと思われるブルーの不織布。いまいち食欲わかないですよね。もう少し考えた方が・・・


やっぱり中華にはビールだと思うのですよ。


前菜3種盛り。棒々鶏、クラゲ、ピータン。まさに王道。


フカヒレ入りスープ。まあ普通w


ごく普通の肉焼売と


揚げたてのぱりっとした春巻き。味は普通w


海老の豆豉炒め。美味しい。


牛肉のオイスターソース炒め。想像通りの味。


かに玉。卵いっぱい。結構ボリュームがあった。


しめは焼きそばかチャーハンが選べます。


あんこの入った桃饅頭。


よくありがちな杏仁豆腐。

このメニューが銀座で3,000円なら安いよね。味はどれも写真を見て想像したとおりの味です。美味しくない料理はひとつもないけど、ビックリする味もない感じ。万人受けを狙った、まさに無難な味付けでした。もっと高額な夜のコースだともっと本格的な味付けになるのかなあ…

銀座KAZANに行ってきました

銀座のシーフード専門店、銀座KAZANに行ってきました。シーフードの輸入業者が運営しているようで、輸入シーフードが自慢のようです。近海物を自慢にする店は多いですが、輸入物で勝負するってなんだか新鮮w


やや暗めの店内はオトナ感がありますが、隣席との距離が近いのでデートに向くのかどうかはよくわかりません。価格帯のわりに高級っぽそうな内装や丁寧なサービスとオトナ感のせいで、何となく違和感を感じなくもないですね。場所柄、曜日や時間帯によっては同伴とかでの利用も多そうな気がします。


近海生雲丹とコンソメのジュレ。色の濃いコンソメジュレですが、甲殻類の風味がものすごく強く、甲殻類好きにはたまらない感じです。


冷たいコンソメジュレのカクテル。甲殻類のコンソメジュレの上にビシソワーズ。ビシソワーズがある分、風味がまろやかになる感じ。


タスマニア産キャッツアイオイスター


カナダ産黒ミル貝のカルパッチョ サラダ仕立て。ミル貝がたっぷり。一度にこんなに食べたのは初めてです。


カジキマグロのスパイス焼き フレッシュトマトのケッカソース


メインディッシュのカナダ産オマールのマリニエール。想像通りの味。美味しいですね。


桜エビのフェデリーニ。香りがいいですね。


デザートはチーズケーキにイチゴのアイス。


そんな感じのコースでした。盛りだくさんな内容で、銀座という場所代を考えるとそれなりにリーズナブルなお店なのではないでしょうか。


明閣

Langham Place Hotelの中華料理屋、Ming Courtで夕食。泊まってるホテルで食べるのが一番ラクですからね。このレストラン、今風の広東料理の名店で、ミシュランの2つ星なんだそうで…


なんだかオシャレなレストランです。メニューも古典的な広東料理もありますが、創作料理が得意なようです。というわけで、去年、コンテストで賞を取った創作料理中心のコースメニューを頂きました。


前菜4種盛り。左からホタテ、エビ、ウニ、キャビア。魚の燻製。フォアグラ。湯葉巻きピーナツバターソース。


海燕の巣のスープ。マツタケとキヌガサダケ。


鶏モモ肉とエビのすり身の創作料理2種。


和牛とタイバジルとカシューナッツの炒め物。


焼鴨入りチャーハン。


マンゴーとポメローのココナッツサゴクリーム。


どの料理も工夫がいっぱいで、新しい味の連続でしたが、広東料理としての基本のおいしさを踏まえているので、どれも美味しく頂くことができました。また次も来てみたいと思います。


譽満坊

香港には飲茶の名店はいくつもありますが、ここはDim Sum(点心の意味)を英語の店名表記にしてしまうほどの専門店。ハッピーバレーのトラム停留所から少し歩いたところにあります。


レトロなインテリアだけど、まあ安っぽい感じ(笑


メニューの紙にオーダーを書き込んで店員さんに渡すので、料理の中国語名がわかればしゃべらなくても注文できます。料理の名前はガイドブックとかで調べましょう(笑


どこのお店に行っても絶対押さえなければいけない、エビ蒸し餃子(蝦餃)。エビがぷりぷりで美味しい。


湯葉巻き揚げの蒸したやつ?とか


アワビと肉入りの竹筒ご飯とか


大根餅(蘿蔔糕)とか


マンゴープリンとか。

何を食べても外れなく美味しいです。観光地から少し離れているので、わざわざ行く価値があるかどうかわかりませんが、トラムに試し乗りするついでに来てみてもいいかもしれません。


ひらまつに桃のコンポートを食べに行ってきました

我が家でフレンチの定番といえば広尾のひらまつ。適度な高級感と美味しい料理で、値段もそれほど高すぎるわけでもなく、年に1度か2度、通っている気がします。普段は冬に行くことが多いのですが、珍しく夏に行ってみました。

この日のカメラはRX100M3。レストランに大きいカメラは似合わないですから、やはりコンデジがいいですよね。このレストランは高級フレンチにしてはテーブルの上はそれほど暗くないので、RX100なら大丈夫かなと思って。


このキラキラした縁取りのショープレート、なかなかいいですよね。


ぼかして撮ると面白いですし。


ツマの食前酒はチェリーリキュールを使ったシャンパンカクテル。赤くて綺麗ですね。


突き出しとして温かいシューとゴマのサブレが出てきました。


パンも美味しいけど、食べ過ぎると料理が食べられなくなる…


綺麗に整形されたホイップバター


アミューズはコンソメのジュレにカリフラワーのソースにトリュフオイルで模様が描いてあるんだと思うけど、違うかもしれない。忘れた!


グラスの白ワインはブルゴーニュ。


一皿目はフォアグラのトライアングル 胡桃と胡麻 シェーブルと柑橘のサラダ。胡麻煎餅の間にフォアグラのパテが挟まっているのですが、フォアグラの味が良くてたまりませんね。もっと食べたい。


本日の魚料理はなんだろう。忘れたよ(笑。お皿の真ん中がソースというかスープになっていて、鯛?か何かを焼いたものが縁に乗っかってる感じ。


美味しいけど、まあ見た目から想像できる味かな。


赤ワイン。ボーヌ。安定のおいしさ。


ボルドーは?と言ったらマルゴーの高級品が出てきた。こんなワインをグラスで出すってすごいな。と思ったら請求金額もすごかった(涙


フランス産 鴨胸肉のポワレ 地中海風の彩り野菜。やっぱりソースが真ん中で主役ははじっこに。シェフの中で流行っている演出なのでしょうか。


肉厚な鴨が美味でした。


そして、桃のコンポート マラスキーノ風味のグラニテと共に。夏に珍しくひらまつに来た理由はこれ。桃のコンポート。食べてみたかったんですよ。種を取らずに丸ごと煮ているので、ちょっと食べにくいですね。味の方は…もちろん美味しいのですが、旬の高級白桃をそのまま食べる方が美味しいかなあ(笑


食後のコーヒーはエスプレッソをダブルで。


お砂糖もオシャレ。


小菓子。


よそのテーブルを見ると、男性が女性に花束を渡していました。お誕生日とかかな。こういう気遣いができる人になりたいですね。持って帰るの面倒だよね?とか、家に飾るところないよね?とかそういう言い訳ばかり考えていてはいけないのですよ!

窓の外に見えるのは街路樹。木自体は公共の街路樹なんだけど、ひらまつのビルから照明を当ててライトアップしてるんですよね。スゴイ工夫ですね。


写真の善し悪しはおいといて、RX100M3、結構しっかり撮れてますよね。発色もいいし、それなりに寄っても撮れるし、シャッター音もしないし、もう食事の撮影はこれで決定かな。ただ、ほとんどの写真を開放で撮っていたのですが、ボケが汚いというかうるさい感じがしますかね。まあ大口径単焦点と同じような写真というのはそもそも無理な話ですし。そんなことより美味しそうに写るように、構図をしっかり考えろっていう話ですかね。

あ、あと、次からは料理の説明をiPhoneで録音したいと思います。食べ終わる頃には自分が何を食べてたんだか忘れるくらいにボケてきているので。

バードランド@銀座に行ってきました

焼き鳥屋というものは場末の飲み屋のようなところから、こだわりの高級店までいろいろあるわけですが、今どき風の高級焼き鳥屋が林立するきっかけとなったのが、このバードランド。今は銀座の地下にお店があります。古ぼけたビルの地下1階。とても美味いものを喰わせる店などなさそうなところですが、隣は日本一有名な鮨屋 すきやばし次郎と鰻の名店 野田岩。恐ろしい空間。


お店はコの字型のカウンターとテーブル席が少々。女性客を中心にみんなワイン飲んでますなあ。私はビールにしましたが、ビールの方があうと思うけどなあ。


お店の中央、備長炭で焼いています。鶏は店主とおぼしき貫禄のある方が焼き、その対面で若い人が野菜を焼いています。

今回はコースを頂きました。


まずは前菜。砂肝、鶏皮、微かに辛い青唐辛子、キクラゲ。


ささみの梅しそ。ミディアムレアなささみがいいですね。


白レバーのパテは暖めたバゲットとともに。


おろしたてのワサビがツンときます。


とろりとして濃厚なレバー。


脂がのって弾力のあるぼんじり。


濃厚でありながらなめらかな豆腐はマイクロトマトとともにオリーブオイルで。


普通つくねというと、甘辛いたれの味ばかりが際立ちますが、これはたれの味が控えめで肉の味をしっかり味わうことができます。


爽やかな木の芽風味。


椎茸、片方は醤油味でもう片方はたれ味。


ねぎま。ネギが半生。ちょっとからかったです。


カチョカヴァロ的なチーズを焼いたもの。とろっとして美味い。


しめは親子丼。薄味でそれほど強いインパクトがあるわけではありませんが、卵の香りと肉の味を楽しめます。


デザートは卵が濃厚なしっかりとした食感のプリンで、カラメルの苦さを感じます。

という感じでした。鶏はどれも食感を楽しめる焼き上がりで、部位ごとの味の違いも充分に感じられました。高級店ではあっても、焼き鳥ですから、カジュアルな雰囲気で食事を楽しめるのではないでしょうか。